転職サポーターしろふくの転職応援ブログ

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弁理士の年収ってどのくらい?

今年は暑い夏でしたが、あっという間に9月ですね。
今日は弁理士の年収について書いてみます。

弁理士の求人には種類がありますが、
1.未経験
2.新人:経験1~2年
3.中堅:経験3~10年
4.ベテラン:経験10年以上
5.特殊なケース
に分けてみました。

1.未経験
目安:400万円
年齢は30歳前後、弁理士試験に合格したばかりで、受験予備校の合格祝賀会などを通じて、新しく特許事務所に就職しようという場合の目安の金額です。明細書は読んだことがあり、出願もしたことはあるが、自分で書いたことはない方を想定しています。
特許事務所の規模によって前後しますが、大体400万円が相場ではないでしょうか。

2.新人:経験1~2年
目安:500~600万円
先輩に教わりつつ、少し自分で明細書が書けるようになってきました。分野も少しずつ広がってきましたが、まだ先輩に見ていただくレベルの方です。


3.中堅:経験3~10年
目安:600~1,000万円
自分で明細書がどんどん書けるようになってきます。また弁理士会の委員会活動などで、弁理士のネットワークも構築されてきます。
このレベルでは、よりよい収入と環境を求めて、転職が盛んになります。収入ばかりに目が行きがちですが、環境もそれ以上に大切です。自分が成長できるかで判断してください。

4.ベテラン:経験10年以上
目安:1,000万円以上
明細書はもちろんのこと、訴訟なども経験し、弁理士会の要職も経験するようになります。早い方は、パートナーになる方もいらっしゃいます。そうすると自分で営業活動ができますので、どんどん収入が増えていき、2,000万を超える方も出てきます。
このクラスの弁理士になると、スカウト会社より頻繁に電話がかかってきますので、ある程度の方向性を決めておいた方が良いかもしれません。

5.特殊なケース
目安:400万円以上
定年退職してから弁理士試験を受験することにした場合や、特許庁の審査官を経験後、弁理士になる方もいらっしゃいます。そのような場合は高齢(60歳以上)の場合も多いですが、大体新人や若手と同じ条件となります。


いかがでしたか?
イメージより少なかったでしょうか? 上記は特許事務所で働く弁理士を想定しておりますが、一般的に企業の知財部の弁理士はもう少し高い金額となります。
また上記の場合は、年数に応じてスキルが伸びることを想定しておりますが、一般企業のサラリーマンと一緒で、10年たっても明細書が思ったように書けない場合は、新人や中堅の方と同じ給料の方も多いため、自動的にこの金額になる訳ではありません。

年収だけが仕事を選ぶ理由ではないと思います。ですが、これから弁理士を目指す方々に、この仕事を選ぶ際の目安としていただければと思います。