面接では履歴書を見ながら色々な質問がされると思います。
今回は質問に対する一般的な答え方に対する注意点です。
ここでの注意点は、質問に対して答えがあまり長くならないようにすることです。ひとつの質問に対して答えは長くても1分程度にしてください。
あまり長いと面接官はいらいらしてきます。短すぎるかもしれない、くらいの答えでちょうどよいです。もしもう少しくわしく答えて欲しい場合は、さらに追加の質問が来ますから安心してください。
いちばんよくないパターンは、一言で答えられる質問に一言で答えないことです。
例えば、
①「この場所はすぐに分かりましたか」
→ ◯ 「はい、すぐに事前に調べていましたので分かりました。」
→ ◯ 「いいえ、少し分かりにくかったです」
とにかく「はい」か「いいえ」を入れてください。
→ ✕ 「この付近はよく前に通っていた会社の近くなので、土地勘もあったのでそんなに迷いませんでした」
→ ✕ 「東京には年に1,2回ほどしか来ないものですから、赤坂の駅を降りてからどちらに行ったらよいのか、少し迷いました」
最初に「はい」か「いいえ」がないと、10秒程度の差なのですが、最後まで聞かなければならず、とても冗長に聞こえます。
②「本日ここへ来るのにどのくらいかかりましたか」
→ ◯「45分くらいでした」
→ ◯「ドアツードアで1時間程度です」
→ ✕「自宅から駅まで徒歩で15分くらいかかるので、そこから◯◯線で◯◯駅まで行ってさらに◯◯駅で乗り換え、・・・」(すでにもう聞いてないです)
③「前職の年収はどのくらいでしたか」
→ ◯「800万円です」
→ ◯「手取りで550万円くらいです」
→ ✕「たしか残業が毎月40時間ほどあったのでその分が月に4万円程度上乗せがありましたが、繁忙期でないときはそれもなく、年平均するとだいたい500万円程度だったと思います」(面接官は数字を書き込もうと、必死で聞いています。もっと簡潔に言ってほしいです。)
3つほど例を上げましたが、面接官も忙しい中面接をしています。
話が冗長な人と思われた瞬間に、それ以上質問されなくなったりしますので、簡潔に答えることを意識して、面接に望んてください。