こんにちは、しろふくです。
ついに本当の夏がやってきました、皆さん熱中症にはお気をつけ下さいね。
本日はこのところ職務経歴書を拝見している中で、気になった事を書いてみます。
職務経歴書は1回書けば良いと思っている方が多い
私が転職相談を受ける場合、履歴書と職務経歴書については、すでにお持ちであることをが多いです。何度か転職を経験されている方ですね。
そして多くの方が、同じもので複数社に応募されています。
これは私も昔採用担当になる前に、自分でもやっていた事なのですが、
・一度作成してある職務経歴書の最後の部分(現職)を、半年たったなあと思って「~2018.10」を「~2019.4」に書き換える
・そのついでに、ああこれもやるようになったなあと思って、「~に関する管理」とか業務内容を少し付け加える
・そして作成日を本日の日付に更新して終了
以上のアップデートをして、最新の職務経歴書としてこれを、夏休みや冬休みになるたびに10数社に同じものを送る → 結果全滅、を繰り返しておりました。
ここまで読んで、これの何がいけないの?と思う方、要注意です。
実は応募先に応じて書き直さなければならない
実は、職務経歴書は、応募要項に応じて1社ずつ書き直さなければならないのです。
1応募先に対して、1職務経歴書です。
えー、職務経歴書って、自分の仕事歴なんだから、全部同じじゃないとおかしいでしょ!?
と思われるかもしれませんが、あなたの応募先は全部違う会社です。応募先があなたに求めるものも全部違うのです。
では応募先があなたに求めるものをどうやって調べるか? それが募集要項です。
募集要項は採用担当の気持ちになり読み込む
募集要項は採用担当の方が、「どうすれば自社に適応できて、かつ自分たちの求めるスキルを持つ方に応募してもらえるのか」について、知恵を絞って作成しています。
丁寧なものであるほど、情報量が多く、応募する方とのアンマッチを避けることができます。
あなたのやるべきことは、この会社の採用担当者の気持ちになるまで、募集要項を読み込み、その気持ちに100%答える職務経歴書を作成することです。
だとすれば、それは10社あれば、10社分の職務経歴書が必要になります。
例えば、必要なスキルに「正確性」とあれば、
『ああこの会社では、過去に何かが正確にできなかったために、お客様に迷惑をかけたことがあり、絶対そのミスが起きないような人を探しているんだなあ~、じゃあアピールポイントに正確性を入れよう。』という具合です。
※一定の正確性は担保できることが条件です。
また「Excelでの関数」とあれば、資格欄にExcel関連資格を持っている場合は、それを忘れずに書くか、持っていなくても保有スキルの欄に「Excel関数計算、簡単なマクロ作成も可」なんて書いておくと、安心感増しますよね。
そうです。職務経歴書は、採用担当者を安心させるために、作成しているのです。
採用担当者へのラブレターという言葉もどこかで聞きましたが、この人に会ってみたいと思わせるものでないと、次へ進めません。
ラブレターは決して同じものを複数人に送ったりしませんよね。
相手に合わせて心を込めて書くと思いますが、その感覚です。
具体的な修正方法については、以前の記事で紹介しました。
まだ読んでいない方は、是非参考にして下さい。
www.shirofuku.co
職務経歴書の修正は、転職活動で結果がでていない方にとって、最も効果が出やすい部分ですので、真っ先に取り組んで欲しいです。
もしご自分での修正が難しい場合、私もお手伝い出来ますので、お知らせ下さい。