しろふくの転職応援ブログ

現役採用担当が転職を考えている皆様にお伝えしたいこと

秘書のキャリアパスについて ~秘書の2つのタイプ、貴方はどちらですか~

こんにちは、しろふくです。
ここ1週間ほどで急に冷えるようになりました、体調管理にお気をつけ下さい。

先日秘書の方より相談があったので、本日は秘書のキャリアパスについて書いてみます。秘書の方の場合、どのようなキャリアパスがあるのでしょうか。

・秘書は大きく2つのタイプに分けられる
・どのようにキャリアアップしていくのか

秘書

秘書は大きく2つのタイプに分けられる

秘書に応募してくる方の履歴書を拝見していると、新卒から秘書室でずっと秘書という方は殆ど見当たりません。
新卒から何か他の職種を経験した後、何かのきっかけで秘書の仕事をした事で、この仕事に魅せられてその後ずっと秘書という方がほぼ9割以上です。
その中で秘書にも2つのタイプが存在します。

1つめは秘書の仕事のみを行う秘書です。
こちらの場合、大きめの企業において、最初はグループアシスタントと部門長のサポートから始まり、部門長、役員、社長と経験を積んで、その後は社長秘書ばかりやりながら、転職していく方が多いです。大企業になると、秘書室という部署があり、10名以上の秘書がいたりしますが、このタイプの方はそのような場所にお勤めであったりします。

もう1つは割と小さめの会社で、いきなり社長や役員の秘書をしつつ総務、人事、経理の仕事を手伝うタイプです。ベンチャー企業などで、秘書を雇う余裕のない会社に総務担当などで採用されます。この人がいないと会社が廻らないというような、何でも屋さんタイプの秘書です。このタイプの秘書には、秘書業務プラス他の仕事のスキルを活かしたいという方が多く、小さい企業にて秘書以外の仕事ができる会社を探して転職されます。

どのようにキャリアアップしていくのか

秘書の仕事を探すときは、上記どちらのタイプなのかに注意して、探すようにして下さい。日本企業においては、秘書のみの仕事のタイプの秘書については、派遣社員という会社も相当あります。
外資系においては、派遣社員を雇うのは、次の正社員秘書が見つかるまでの間であったり、産休代替だったり、短期間の場合が多いです。
なので、日系企業から外資系の秘書にチャレンジしてみたいという方は、まずは短期間派遣で試してみるという方法があります。

また、上記のタイプどちらもですが、中小企業から大企業へ、日系企業より外資系へキャリアアップされる方が多く、また英語に加えて第2外国語にチャレンジという方もいらっしゃいます。
また、業種においても、金融だけを極める方、メーカーのみ、消費財のみなど、今までのキャリアを生かして、どんどん転職される方が多いです。
また、1社で20年の経験がありますという人よりも、雇う側からすれば何社か違う所で経験を積まれている方(1社で少なくとも2年は勤めている)の方が、適合力という意味では安心感があります。

面接で今後のキャリアパスを聞いた時に、「今までこういう仕事をしてきましたので、今後はこういう仕事をしていきたいです」と、すらすらと答えられる方が多いのも驚きました。
逆に言えば、キャリアパスについては、面接で聞かれることも多いです。
面接官は、自分が今この会社を受けているということが、キャリアパスと合致しているかということを確認してきますので、秘書で転職されようとしている方は、その準備をしておいて下さい。健闘を祈ります。