こんにちは、しろふくです。
今日ランチに行ったときに隣で「あけましておめでとうございます」と元気な声が!
皆さんなかなか会えなかったりしますもんね。
さて本日は資格について書いてみます。
1.資格の欄は空白でも問題ない
2.実際は資格より実務経験重視の場合が多い
3.意欲を示すには有効な場合もある
4.これから資格取得を考えている方へ
1.資格の欄は空白でも問題ない
履歴書にある資格の欄、そこには何か書かなければならないと思っている方、意外に多いです。自動車免許しかないのですが、とか、自動車免許も持っていないのですが、と心配される方が多いですが、全く問題ありません。
過去にも書きましたが、資格の欄が空白でも、選考には影響しないことが殆どです。
資格よりもあなたの職務経歴書が見たいからです。
2.実際は資格より実務経験重視の場合が多い
資格の中には業務独占資格、名称独占資格というものがあります。
1)業務独占資格
資格を持っている者のみ、独占的にその仕事を行うことができます。医師、看護師、診療放射線技師などが該当します。
2)名称独占資格
資格を持っている者のみ、その名称を名乗ることができる資格です。似たような名称を用いることも禁止されています。介護福祉士、栄養士、保育士、保健師、作業療法士などが該当します。
これらの資格については、この資格がないとできない職業という事になりますので、取得は必須となります。
それ以外の場合、求人票に〇〇の資格が必須と書かれている時は必要ですが、そうでない場合は、そのポジションの仕事ができるか判断するために、実務経験を確認することになります。
職務経歴書を見て、その方がその分野でどれだけの実務経験をして、どれだけの実績をあげてきたかを確認します。
実務未経験ですが資格を持っているAさんより、資格はないけど実務経験の長いBさんを雇おうと思う企業は多いのではないでしょうか。
3.意欲を示すには有効な場合もある
よって実務経験がない場合、資格はあまり役に立たないことが多いのですが、特に異業種への転職に挑戦しようとしている場合には、あなたの意欲を示すために効果的な場合があります。
知財の世界でいうと、特許図面をずっと書いてきた方が、特許事務の職種を探している場合、知財検定2級などを取得していると、この方は本気だな・・と思わせる効果があります。
他に意欲を示す具体的な手段がないため、証拠として有効なのです。
4.これから資格取得を考えている方へ
資格取得すれば就職できると思って、スクールに通う方もいらっしゃいますが(資格の学校の宣伝もあるのですが)、まずはその業界の仕事につきつつ、ご自分の適性を判断されてから資格に挑戦するのが良いかと思います。
弁理士の資格を取ってみたものの、明細書を書く仕事が全く自分に向いていなかったという方の話も聞いたことがあります。
難しい資格であればあるほど、そこに費やす時間もかかりますし、犠牲にするものも多いです。その業界に入って業務経験を積みつつ、自分の方向性と合っていることを確認しながら、最終的にその資格が自分のキャリアになくてはならないもの、と判断されてから資格を取るのでも遅くないと思います。