こんにちは、しろふくです。
ここ数週間リモートワークの会社が増えましたが、これをきっかけに、従業員の働き方について考える会社が増えるといいなと思っています。
さて、本日ですが、職務経歴書の職務経歴の書き方についてです。
職務経歴書の書き方について相談を受ける場合、年代順か逆年代順か、どちらで書くべきかの相談を受けることが多いです。
1.職務経歴書の書き方の3パターン
職務経歴書の書き方については、次の3つが知られています。
1)年代順:新卒の会社を最初に、その後転職した順番に年代順に書いていく方法
2)逆年代順:現在就業中または直近の会社を最初に、その前の会社を次に逆年代順に書いていく方法
3)職種別:仕事の内容で分類して書く方法
営業職、事務職、など職種で分類し、その分類の中でさらに、年代順か逆年代順に書いていきます。
2.どのパターンで書くのが良いのか
さて、上記3パターンについて、どのように使い分ければ良いのでしょうか。
一般的に、若い方は年代順に、中高年の方は逆年代順に書いた方が良い、と言われております。
そもそも若い方の場合、職歴が少ないため、どちらで書けばよいのか分からないというお悩みも少ないです。職種で分けるほど、色々な職種を経験している方も少ないので、まずは年代順で書きましょう。
学校を卒業してから、その方の経験の順序に沿って書くこの方式は、読む方にとっても読みやすく、面接でも質問しやすいため、それ以外のパターンで書くと、読む方には、何で年代順でないの?、いう感じがしてしまいます。
そして、40代以降の方については、職務経歴書が長くなってしまい、現在の職業のところまでに3ページ近く読まなければならない、といったことを避けるため、逆年代順に書くことがほぼ常識になっています。
この年代だと現職、または直近の職業の経験を生かして、次の仕事に応募することが多いからです。
3.特殊な場合
ここまでは一般的な話なのですが、特に中高年の方の場合、そうでない場合もあります。
・過去のスキルを活かして仕事をしたい場合
経験した社数が少ない場合は年代順、多い場合は職種別をお勧めしています。
女性の方で派遣社員の経験が長い方などは、採用と一般事務を交互にご経験などの方もいらっしゃいます。
例えば、直近が一般事務職だけれども、今後採用の仕事を探したいという方は、採用の職歴を最初に年代順に纏め、次に一般事務の職歴を年代順に纏めた方が、読む方にとっては読みやすいです。
・離職期間が長い場合
この場合についても、職種別は用いられることがあります。
離職期間が目立たないからです。
しかし、採用担当者もそこは注意して見るようにしておりますので、気づかれないという訳ではありません。
あくまで別の方法と比較して、職種別の方が見栄えがよい場合に、使用してください。
以上、結局のところ、どのパターンが良いのかは、あなたの年代と、応募したい職種によって変わります。
採用担当者への印象は1ページ目でほぼ決まるため、職務経歴書の1ページ目で、自分の売りになる経歴をアピールできるよう、応募しようとしている職種と現職の経験の関係で、どのパターンにするかを決めてください。