しろふくの転職応援ブログ

現役採用担当が転職を考えている皆様にお伝えしたいこと

未経験からMRに挑戦してみたい方へ ~CSOで経験を積む方法があります~

こんにちは、しろふくです。
日に日に暖かくなってきましたね。
コロナも今年は収まってきそうで嬉しいですが、戦争も早く収まりますように。

本日はMR(Medical Representatives:医療情報担当者)の採用について書いてみます。
製薬企業でのMRは、平たく言えば営業担当の方ですが、「医薬品の適正使用に必要な情報活動を行う専門家」であり、営業という言葉を使わず、MRと呼ばれています。

1.コロナ禍により変化したMR職の働き方
2.MR未経験からチャレンジしてみたい方へ

パソコンを使う作業員のイラスト(白衣の男性) | かわいいフリー素材集 いらすとや

1.コロナ禍により変化したMR職の働き方

この2年でMRの仕事は各社とも変わってしまったようです。
今までの病院で先生とアポを取ってお会いしたり、廊下で待っていたりでの情報交換が全くできなくなりました。
ポストコロナ時代のMRの働き方については、各社で模索しているようです。オンライン面談や勉強会に対応するための研修はもちろんですが、MRの人数を減らした会社もあるようです。

個人的にはオンラインでのMR活動が広まることで、先生方もMR自身も、時間的な制約から解放されたことについては、非常に良かったのではないかと思います。
特に子育て世代の女性MRが、今後も仕事を続けていくための基盤が整ったのではないでしょうか。また、通院や介護をのために、仕事を辞めなければならなかった方も、続けるという選択肢が増えると思います。

このように今までの働き方では、続けることが困難であったMRの方々が働きやすくなることは、コロナがなければここまで劇的に変わらなかったと思います。

2.MR未経験からチャレンジしてみたい方へ

今まで病院に足しげく通うことがMRの一般的な活動であったのですが、コロナの影響でMRの働き方も変わらざるを得なくなり、各社ともポストコロナに対応したMR部隊の配置について、検討しているようです。オンライン専門の部隊がある会社もあるようです。
今後製薬業界全体が全く新しい働き方に変わる可能性があり、他業界での成功事例を取り入れようという動きもあります。

一般的に大手企業では新卒でMRを大量採用するため、MRを中途採用する場合は、MR経験が3~5年必要である場合が殆どです。
未経験でMRの中途採用に挑戦したい場合、CSO(Contract Sales Organization:医薬品販売業務受託機関) とよばれるMRを派遣する会社があり、そこには未経験OKの求人もあります。CSOにおいては、配属前研修を受けたあと、契約先の企業へコントラクトMRとして配属され、配属先の企業の名刺を持って活動します。そして、CSOで3~5年の経験を積んだのち、製薬会社へ転職する方法が一般的です。

この業界の働き方も変わり、異業種からのチャレンジもやりやすくなったのではと思い、お伝えしてみました。
先生方にとっては、薬の相談ができる心強い味方のMR,CSOでは未経験の方のために手厚い研修制度のある会社が多いです。興味のある方、ぜひCSOの求人をチェックしてみてください。