こんにちは、しろふくです。
東京では桜のつぼみも膨らんで、来週末がきっと見頃ではと思います。楽しみです。
本日はカジュアル面談について書いてみます。
「カジュアル面談」とは、正式な選考の前に、応募するかどうかを判断するために採用担当者がその求人について説明をしたり、質問に答えたりする面談のことです。
またスカウトの場合には、募集中の求人に応募いただくために、正式な選考の前に当該求人について説明させていただく機会となります。
このカジュアル面談、聞いた事はあるけど受けたことがないという方のために、ぜひ気軽に利用していただきたく、ご紹介いたします。
1.カジュアル面談で聞かれる内容とは
2.応募する場合
3.応募しない場合
はじめての方はこちらの記事もどうぞ。
1.カジュアル面談で聞かれる内容とは
一般的なカジュアル面談においては、募集中の求人内容の説明がメインとなりますが、候補者への質問も含まれます。以下の内容を聞かれることが多いので準備しておきましょう。電話やオンライン会議ツールで30分の場合が殆どです。
興味がある求人に「カジュアル面談可」と書いてあったり、興味のあるスカウトメールに「カジュアル面談を受けてみませんか」とあった場合、是非一度受けてみて下さい。
一般的にカジュアル面談で聞かれる内容は、以下のとおりです。
・候補者の自己紹介
・転職活動状況の確認(転職理由、条件、年収、求人に興味を持った点とその理由)
・今後のキャリアプラン
・質疑応答
(・応募意向)
カジュアル面談での質問については、こちらの記事も参考にどうぞ。
カジュアル面談では、最後に応募を強制されることはありません。最後にご意向を聞かれる場合もありますが、ほとんどの方は即答しませんのでご安心下さい。
「本日は〇〇さんとのお話を伺って、非常に本ポジションに合うバックグラウンドをお持ちだと感じました。是非ご応募いただきたいですが、本日の面談を踏まえてご検討いただき、正式な選考をご希望の場合は、〇〇に履歴書をお送りください。」
という感じで締めくくられます。ご意向を聞かれた場合でも、即答する必要はありません。少し考えたい場合、『検討したいと思います』で大丈夫です。
もちろん、ぜひ応募したい場合は、その旨伝えていただければと思いますが、もし何らかの理由で応募しなくなった場合は、連絡してください。
2.応募する場合
検討の結果、応募する際は、なるべく早く、応募書類を見直してから応募しましょう。面談の翌日、翌々日に応募するのと2週間後に応募するのでは、採用担当の印象が違ってきます。
ただし、書類の見直しは入念に。カジュアル面談で入手した情報を、ぜひ応募書類に反映させてください。例えば、質疑応答にて自分の過去の経験が活かせることを確認した場合、志望理由に「今回カジュアル面談の機会をいただき、◎◎の業務を活かせることを確認したので・・」等、入れてみると印象が変わります。
また応募の際はメールで履歴書、職務経歴書を送ることも多いと思いますが、その際にはカジュアル面談へのお礼を添えると良いですね。応募を決断した理由が書かれていると、採用担当者としては嬉しいものです。
3.応募しない場合
また、応募しない場合もその旨をご連絡ください。面談後、採用担当者は候補者からの応募をずっと待っているため、連絡いただくことで他の方を探すこともできるからです。
もしその会社に興味があるけれども条件が合わなかった場合は、「先日はカジュアル面談の機会をいただき、ありがとうございました。検討の結果、今回は◎◎の理由で応募しないことと致しました。御社には興味があり、今後も機会があれば挑戦したいと思いますので、引き続きよろしくお願い致します。」とご連絡ください。今後も似たような求人が出た場合に、連絡いただけることがあります。
カジュアル面談は、募集中の求人をよく知る為の良い機会となり、採用担当の方を通じて会社の雰囲気も知る事ができます。1回受けてみると、受け方もわかり質問もしやすくなります。情報入手の強力な手段ですので、是非活用いただければと思います。