しろふくの転職応援ブログ

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海外営業ポジションへチャレンジしたい技術職の方へ ~未経験でも内定までたどりつく方法~

こんにちは、しろふくです。
3連休2回目も台風が来てしまいました、このところ休日に雨が続いています。
前回よりは小さい台風のようですが、相当降ったので被害にならないか心配です。

さて、本日は新しい職場で担当している海外営業ポジションについて書いてみます。

1.海外営業ポジションの募集要項と選考例
2.海外営業に必要とされる英語力
3.面接時に必ず準備して欲しいこと

握手をしているビジネスマンのイラスト「日本人と外国人 ...

1.海外営業ポジションの募集要項と選考例

海外営業といえば、日系メーカーでは、どの企業も常に募集しているポジションではないでしょうか。年収も高め、グローバルに活躍できそうだけど、英語力が。。という理由であきらめている方も多いのかと思います。

一般的に海外営業の募集要項には、必要条件として「海外営業経験」があることが多いです。でもこれだと未経験の方は、いつまでたっても応募することができませんよね。

でも、私が担当しているポジションにおいては、技術職の経験しかなくても、海外営業の方に同行し、英語での交渉などを経験している場合は、書類選考を突破できることがあります。

そして、書類選考を突破した後は、私が担当していた会社においては
 適性試験 → 一次面接 → 二次面接 → 内定
という流れでした。適性試験は日本語のSPI、一次面接、二次面接とも面接官は日本人です。

SPIは対策さえすれば合格できることは、以前の記事で書きました。よって、この面接さえ突破できれば、内定を貰えるということです。

2.海外営業に必要とされる英語力

必要とされる英語力について、TOEIC900点以上などの条件を出していますが、点数が高いことよりも、実際に英語での会議に参加して議論したり、交渉したりできるのかを問われます。

海外に工場のあるメーカーの場合、出張で現地の工場に行き、現地の通訳を介すこともあるかもしれまんが、製品の仕様について話をしたりするでしょう。緊急時はそれが電話になったりして、TOEICは受験していないものの、実際英語で要求を通したり、交渉したりした経験のある方は多いのかと思います。

奥ゆかしい日本人は、英会話はまだまだなどと躊躇しがちですが、面接まで進んだ際に答えられる何らかの海外での成功体験があれば、未経験でも応募してみましょう。

実際に応募する際ですが、上記の海外経験を職務経歴書に記載し、TOEICは800点以上の場合は記載しましょう。それ以外の場合「英語でのOnline会議対応可能」などと書いておきます。TOEICの点数が低いと足切りされてしまう場合もありますので、800点超えるまではスコアを持っていても記載しない方がよいかと思います。

3.面接時に必ず準備して欲しいこと

さて、無事書類選考、適性検査まで通過した場合、面接を突破しなければなりません。

今の会社では、まず英語での自己紹介、続いて日本語での自己紹介をしていただきます。英語で自己紹介をすることは、事前にエージェントを通じてお伝えしても良いのですが、海外営業において英語で自己紹介は最低限準備をしてきて欲しいので、あえてお伝えしておりません。準備をしているかという姿勢も含めて、選考という訳です。

英語の自己紹介と日本語の自己紹介の長さが明らかに違う場合は、次に進むのは難しく、これは候補者の方にも納得感があるようです。だいたいどちらも30秒程度でよく、合わせて1分程度で話せるよう、準備をしてください。

この1分間の自己紹介の練習、何度も何度も繰り返して、いつ聞かれても言えるようにしておくことが必要です。技術の話はできても、自己紹介を練習しない方が多く、実際ここで多くの方が不合格になってしまい、本当に勿体ないです。でもこれは実際に仕事をすることになると100%必要ですので、応募される方は全員できて欲しいのです。

ちなみに英語でお話いただくのはこの自己紹介だけで、後は日本語になります。本当にここさえ突破できれば、二次面接に進むことができ、二次面接においても同様のやりとりですので、内定まで到達できるのです。

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以上、営業職未経験でも海外営業にチャレンジする方法について書いてみました。
目指している会社の海外営業のポジションがある場合、選考がどのようなものであるかは、エージェントに聞いてみるのが一番です。想像しているより意外と英語ハードルが低い場合もあります。

未経験から海外営業を目指している方に、参考になれば幸いです。