こんにちは、しろふくです。
10月も中旬になると秋らしくなってきましたね、お散歩には最適の季節です。
今回は「オープンポジション」に応募する時の対策をお伝えします。
オープンポジションというのは、いくつかの似たポジションをまとめて募集する方法です。
例えば募集要項には、以下のような感じで書かれています。
ご経験内容に応じて、以下のいずれかの業務をお願いいたします。
・業務A
・業務B
・業務C
このようなポジションについて、実際の選考の進め方と、注意点をお伝えします。
1.オープンポジションでの募集
2.オープンポジションでの選考方法
3.応募する際に気を付けること
1.オープンポジションでの募集
退職や異動などで人材が足りない状況ではあるが、A課とB課とC課の仕事のうち、1名ずつ採用しなくてもよい(予算の関係で採用できないことも多い)時などにこの方法が採られたりします。
全部できる人なら1名で良かったり、ABができる人とBCができる人と2名採用したり、でも結局見つからなくて3名採用したりという場合もあります。
1名の方に全部の仕事をやって欲しいのだけれど、まずはAからお願いし、慣れてきたら徐々にBやCもお願いしたい、という場合はあまり「オープンポジション」という言葉は使いません。
募集する求人に「オープンポジション」と書かれている場合、そのポジションの中で複数名採用をしたい場合が多いです。
2.オープンポジションでの選考方法
さて、そのようなオープンポジションですが、実際の選考はどのように行われるのでしょうか。会社によってやり方は様々だと思いますが、現在私が担当しているオープンポジションでの選考方法は次のようになっています。
1)書類選考
会社にもよりますが、現状の会社では、応募が来た段階で、A課、B課、C課それぞれの書類選考者に書類選考依頼のメールが送信されます。
3名のうち1名でも合格が出たら書類選考合格、3名とも不合格の場合に不合格となります。
2)面接
基本的に書類選考にて合格を出された方が面接官となります。1名合格なら面接官は1名、2名なら2名、3名なら3名となります。さすがに5-6名となると圧迫感も出てきますので、多くても3名+採用担当者という形で面接が設定されます。
1名であれば合格の場合配属される部署は決定ですが、2名以上の場合どこの部署に配属すべきかについて面接後のやりとりがなされます。
ここで人の奪い合いになるのかと思いきや、今の会社では「キャリアプランからするとご本人が今やりたいことはこっちだけど、本当はここを経験した方がこの方のためになるよね」など、実に暖かいやりとりがされるのです、余談ですが。
3.応募する際に気を付けること
さて、このようなオープンポジションに応募する際に、応募する側が気を付けることは何でしょうか。
1)書類選考
この会社のこの範囲内の仕事ができればどれども良い、という場合は特に言及しなくてもよいのですが、それでもご経験の中でこれが一番得意です、というものがあれば、応募書類の中でで言及してください。
即戦力としてその分野で活躍できる確率が上がりますし、何より募集内容を見て応募していることが伝わります。
忙しくて1社1社に対して書類を準備できない場合でも、エージェントには、この業務であれば即戦力として貢献できる、と口頭でも良いのて伝えておきましょう。メールでエージェントが補足してくれます。
2)面接
そして書類選考合格の連絡をもらった後は、ぜひ面接官について確認しましょう。どの部門のどんな肩書の方と面接をするのか、聞いてみましょう。
何名の方が面接に参加するかが分かりますし、一体どのような人が自分を評価しているのも分かります。部署名で仕事の内容がほぼ分かることもあります。
面接官の所属部門が分かると、事前の質問も用意しやすいです。
面接当日は、複数の部門より面接官が出席している場合、それぞれの部門の仕事がイメージできるまで、質問をしてください。そして、面接後に〇〇部門の仕事がより即戦力として貢献できると思った、等エージェントに伝えてください。
直接応募の場合は、面接のお礼のメールに一言ご自身の意向を添えるとよいでしょう。
先方も貴方の意向を優先して検討されることと思います。
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今回はオープンポジションの選考方法と、応募時の注意点についてお伝えしました。
ちょっとした事に気を付けるだけで、ご自身の望むキャリアに近づくことができます。
参考になればと思います。