こんにちは、しろふくです。
銀杏もだんだん黄色くなってきて、秋も深まってきましたね。
さて本日はこの年末に転職活動をしようと考えている方のために、応募書類の重要な部分、転職理由と志望理由について書いてみます。
1.転職理由については必ず書く
2.志望理由についてもできるだけ書く
3.どうしても志望理由が書けないときは
1.転職理由については必ず書く
転職理由と志望理由についは、昔は2つとも書くのが当たりまえでした。
今ほど転職することが一般的でなく、応募するにしても最大3社くらいまでだった時代はそうでした。
しかし、昨今はエージェントを使って、一人5社から10社くらい応募することが普通になっていているようです。しかもエージェントを複数使っていたり、自分でも直接応募していたりすると、自分でもどこを受けているのか分からなくなってくる方もいるかもしれません。
なかなか書類選考で合格しなかったりすると、ついつい数を受けたくなる気持ちも分かるのですが、そうするとなかなか1社に割く応募書類の作成時間がなくなってきます。
そんな場合でも、転職理由については、必ず書くようにしましょう。それはすべての応募書類で共通だからです。1回よく考えた転職理由を作成しておくと、すべての会社の応募時に共通して使えます。
さらに採用担当者の最も確認したい部分、そこが転職理由だからです。転職理由を確認し、納得できる内容であればよいのですが、この会社でも再度起こりそうな場合は、不合格となります。
例えば「残業が毎月100時間を超えている」といったものは、当社では起きないと断定できますが、「上司との折り合いが悪い」のは、当社でも起こりえることです。採用担当者が読んだときに心配なく合格にできるかどうか、自分でそのつもりで読んでみてください。
また転職理由を書かずに応募してくる方もいらっしゃいますが、採用担当者は毎日大量の応募書類に目を通しています。わざわざ転職理由を確認しなければいけない応募書類は、それだけで不合格になる確率は上がりますので、必ず書くようにしてください。
2.志望理由についてもできるだけ書く
昨今は転職理由だけを書いてあり、志望理由は書いていないという応募書類が一般的になってきました。私も毎日相当数の応募書類を見ていますが、志望理由を書いているのは1割程度かもしれません。
志望理由については、1社毎に異なる理由になるのが普通ですので、1社毎に会社のHPなどを見て、その企業の強みや企業理念などを調べてから書くことが求められます。
今や転職理由に加えて志望理由を書いてくる方は非常に少ないため、書いてあるとそれだけで印象はアップします。
多くの応募書類を見ている採用担当者の手を一瞬止まらせるよう、本命の会社だけでも志望理由は書くようにしましょう。どれだけ時間を割いて応募書類を作成したかは、採用担当者には伝わるものです。
3.どうしても志望理由が書けないときは
志望理由の重要性は分かったけれども、どうしても仕事をしながらそれだけの時間が取れないこともあると思います。
その際ですが、エージェントを利用する手があります。
エージェントは貴方の希望に合う求人を探し、この企業に応募しますかという確認をします。その際に、なぜその企業を応募することにしたかを簡単で良いので担当者に伝えておくのです。
応募すると決めた際には、理由があると思いますので、「業界のリーディングカンパニーであり、自分のスキルが伸ばせると思った」「海外事業に力を入れており、グローバルに活躍できる可能性があると思った」など、理由を一言伝えておけば良いです。
メールだと文章が残るので良いですが、電話でお願いをしても、推薦状を作成する際に、それを盛り込んだ形で作成してもらえます。
志望動機はご自分の言葉で1社ずつ別に書くことが理想ですが、実際は応募書類を1種類エージェントに提出し、それを各社に応募している方が殆どだと思います。
志望理由があるのとないのと、たとえそれが推薦状の中にある場合でも、全く印象が違いますので、志望理由を必ずエージェントに伝えて推薦して貰ってください。
時間がない中での転職活動、是非エージェントにはご協力いただきましょう!