しろふくの転職応援ブログ

現役採用担当が転職を考えている皆様にお伝えしたいこと

内定受諾するかどうか迷う場合 ~判断材料を入手する4つの方法~

こんにちは、しろふくです。
東京ではこのところお休みのたびに雨が多いのですが、お茶をのみながら家でのんびり過ごすのもリラックスできますね。

本日は内定をいただいた後、受諾するかどうか迷っている場合にできることについて、書いてみます。

最終面接を突破してようやく内定を勝ち取った方、ここまでお疲れ様でした。でもいざ内定を貰ってみると、本当にここに入社してよいのかと不安になると思います。
外から見た会社が実際に入社してみると全然違っていたという話はよく聞きますが、どうやってそれを避けるかという話です。

1.オファー面談に最大限の準備をして臨む
2.エージェントを最大限活用する
3.実際に職場に行く
4.中途入社社員の話を聞く

1.オファー面談に最大限の準備をして臨む

内定が出た後、通常オファー面談といって、内定通知書の内容を説明したり、福利厚生についての説明をしたりする面談の場が設けられます。通常30分から1時間程度であることが多いです。

もし内定通知書が送られてきて、オファー面談についての案内が全くない場合、オファー面談を希望してください。
会社側には実施する義務はないので、担当者が忙しい場合などはオファー面談なしで受諾してくれれば良いと思っている方もいると思います。しかし、内定通知書に書いてあることの受け取り方が違ったりしたら、入社後後悔することになりますので、ここは絶対にリクエストしてください。

そして日時が決まったら、内定通知書の内容を隅から隅まで確認し、これはどういう意味かという部分があれば、必ずメモしておいてください。入社後にこの不明点を確認できる場面はなかなかありませんので、質問があればこの時点で必ず出してください。

それ以外にも就業規則や福利厚生についてはHPに記載されていることもありますが、詳細までは分からないことが殆どですので、ご自身にとって非常に重要な事、例えば
「フレックスタイムと書いてあるが〇〇時に退社し保育園に行くことは可能か」「家賃補助はいくらになる予定か」など、受諾判断に必要な事項は、不明であれば必ず確認して臨むようにしてください。

内定通知書には必要最小限のことしか盛り込まれないのが通常です。このオファー面談の事前準備をすることで、入社後の思い違いの殆どは防げます。

そして当日時間がなかったなど、確認すべきことができなかったときは、メールを使って不明点を必ず確認してください。

2.エージェントを最大限活用する

エージェントを利用されている方は、その会社の就業規則や福利厚生はもちろんですが、社風なども理解されていることが多いです。
エージェントは第三者的にその会社を見ており、採用担当者はもちろん、部門の方ともエージェント説明会などを通じて、現場の空気を共有されている場合もありますので、「どのような方がこの会社に合うと思うか」など聞いてみるのもよいと思います。

もちろんエージェントの目的は、貴方をその会社に入社させることですので、良い話が多めになりますが、良くない部分をお話いただける場合もあります。エージェントも早期離職の場合、紹介料の返金をしなければならないので、通常は良い事も悪い事もお話して納得して入社いただくのが基本です。

3.実際に職場に行く

採用担当者とエージェントに聞いて、疑問点は解消されたかと思うのですが、実際の職場に行ってみて「雰囲気が違った」ということもあるかと思います。

これを避ける為に、最終面接だけは対面で実施している会社も多いです。
しかし、最終面接もオンラインだった場合、会社の雰囲気が面接官の印象のみで決まってくる場合もあります。

実際の職場を見てから決めたいと少しでも感じた場合は、遠慮なく申し出てください。
最終面談をオンラインから対面に変更することもできますし、オファー面談を対面で行うこともできます。純粋に、職場の見学をしたいという要望にも、ほとんどの会社は応えてもらえると思います。

職場環境を非常に重視される方の中には、会社見学をしてから辞退される方もいますので、昨今オンライン面接が増えてきた中で職場の見学を申し出ることは、自然なことだと思います。

4.中途入社社員の話を聞く

また職場に中途入社した方がいるかどうか聞いてみて、可能ならその方から話を聞くこともほとんどの会社でできるかと思います。

少し前に同じ決断された方に、実際に入社してみてどうかを聞くことができる絶好の機会です。良い話しか聞けないと想像されるかもしれませんが。以外に「思ったより残業が多い」などの話も聞けると思います。会社側も事実をお伝えすることで、この環境で長く活躍いただける方に入社して欲しいからです。

同じ立場だった人から、判断に至った理由や入社して良かったと思う事、逆に入社前のイメージと違っていた事など、聞く絶好のチャンスですので、活かさない手はないです。

     ****************************

以上、入社を迷う方に、ここまでやって欲しい入社前の判断材料入手方法についてお知らせしました。まずは判断のための材料を入手し、そして入社するにしてもしないにしても、ご自身で納得のいく判断をしてください。よい判断ができますように。