しろふくの転職応援ブログ

現役採用担当が転職を考えている皆様にお伝えしたいこと

なりたい自分に近づいているか ~成長している時こそ考えたいこと~

こんにちは、しろふくです。
あけましておめでとうございます。
東京は穏やかに晴れた元旦となりましたが、みなさまどんな新年をお迎えでしょうか。

新年は1年という単位で自分を見直すよい機会です。
本日は自身の振り返りもしつつ、皆様に考えて欲しいことを書いてみます。

1.昨年の仕事の振り返り
2.良い時も悪い時も成長している
3.なりたい自分に近づいているか

1.昨年の仕事の振り返り

私は現在、採用代行の仕事をしています。これは顧客の採用担当に代わり、中途採用枠に最適な人材を見つけて入社いただくという仕事です。
大量の採用を一度任されて終わりになる契約や、毎年一定数の人数を任される場合、顧客の要望に応じ、いろいろなパターンがあります。また採用の規模に応じて、1名で対応することもあれば、数名~十数名のチームで対応することもあります。

昨年は前半と後半、全く違うタイプの顧客で、2つの企業の採用の手伝いをしましたが、とても違った経験をすることができました。

前半は1つの職種の大量採用で、こちらはベテランの方を含むチームでの仕事、また後半はほとんどが1名のポジションを一人で20~30ポジションほど担当するという、チームでの契約ですが、ほとんどが一人で仕事を進めるタイプの、全く異なる仕事の種類でした。

2.良い時も悪い時も成長している

さて、そのような2022年でしたが、前半はあまり成果が出せず、後半になってやっと仕事をしている実感がありました。

はじめての業界であったことと、それまで一人で仕事を進めるタイプの会社を数社経験してきましたが、1つの職種の大量採用は私にとっては始めての仕事の進め方でした。
今まで通りに進めようとしてうまくいかずに修正したことも数回、失敗もあればその数学びもあり、上司には大変お世話になりましたが、またこのタイプの仕事が来れば、少しは上手に進められる気もします。
自分なりに悩みに悩んだ時期もありましたが、この時期に結果的には多くのことを学んだと思います。

そして前半の仕事が終わり、別のチームになってからは、職種そのものが多種多様すぎて、メーカーの研究者やエンジニア(それも別の分野)や経理、営業まで本当に多岐にわたり、職種理解が追いつかない状況ですが、以前在籍していた業界であるからか、とても仕事がやりやすい実感があります。上司が良い意味で丸投げ型、困ったら相談に乗れタイプなので、精神的にやりやすかったというのもあります。
ここでは仕事の進め方というよりも、職種について幅広く学びましたし、今後もまだまだ学ぶ必要があると感じています。

3.「成長しているのか」でなく「なりたい自分に近づいているか」

さて、ここまで自分の例で書いてきましたが、皆さんも昨年は色々は仕事でもプライベートでもいろいろな経験をされ、いろいろな学びがあったことと思います。

仕事がとてもきつい時、それを打破しようと解決策について色々悩まれると思います。そのこと自体が自分の成長になっていることは間違いないのですが、それが正しい成長なのか改めて考える必要があります。
その状況が改善されずに何を試してもうまくいかず、相談する人もいなくなってしまった場合、そこには成長でなくストレスだけが溜まっていく状況になります。その職場に耐える=成長することではありません。上司や同僚にも相談できない状況の場合は、職場を変えるというのも選択肢だと思ってください。

また逆に仕事がとても順調にいっている時は、この職場にいて自分は成長するのだろうか、ふと考えることがあるかと思います。あるいは、逆にすごく頑張ってものすごく成長している実感がある方もいらっしゃると思います。しかしこのような状況の時こそ、今一度「なりたい自分に近づいているか」について考えてみてください。

どんなに成長して、色々なスキルを身に付けたとしても、自分の目指す方向とずれていないかは、定期的な確認が必要です。成長の実感がある場合は、特にそのずれに気が付かないことが多く、気が付くと違う場所に来ている場合もあります。
人生は有限です。「成長しているのか」でなく「なりたい自分に近づいているのか」という観点で、もう一度ご自身の成長の内容について確認してみてください。

私も仕事から離れたお正月休みに、大掃除の続きをやりつつ考えたいと思います。
皆様にとってよい一年となりますように。