こんにちは、しろふくです。
東京は雨が降りましたが、週末また晴れそうです。
今回は八重桜を見に行ければと思います。
さて、本日ですが、１次面接と２次面接の違いについて書いてみます。全く同じことが２回繰り返されると思っている方も多いからです。
１．最近の中途採用における面接回数
２．１次面接と２次面接の役割分担
３．２次面接に向けて準備できること
１．最近の中途採用における面接回数
最近の中途採用において人材獲得競争は激化しています。昔は最終面接の後にまたこの人と会って欲しいと言われ、結局３回、４回と面接になることも珍しくなかったです。
しかし、今は１名の候補者が複数社に応募されいるため、他社の内定が出て辞退になってしまいますので、今は２次面接＝最終面接としている企業がほとんどだと思います。
では２つの面接の一般的な面接官は
・１次面接：採用部門の部課長（上司となる方）、人事部採用担当
・２次面接：採用部門の事業部長、人事部長
としている会社が多いのではないでしょうか。
これに１次面接の部門は複数名で評価したり、１次面接の人事を省略したり、２次面接に部門のＨＲＢＰが入ってきたり、会社によって少しずつの違いはありますが、上記が一般的なパターンだと思います。
２．１次面接と２次面接の役割分担
さて、この２回の面接の中で企業側はどのような役割分担をしているかというと、
面接での評価シートは、全社で同じものを使っている会社が多いものの、評価の内容に関しては、
・１次面接：（仕事面）必要な知識とスキル、ご経験をお持ちか
（人物面）一緒に仕事をしたいか
・２次面接：（人物面）このポジション、会社にふさわしい人物か
を判断しているところが多いです。
２次面接では、すでに部門の面接官もスキルの詳細レベルまで判断ができないというところもありますが、知識・経験の確認は時間がかかりますので、そこは１次面接官に任せて、人物面でのチェックに重きがおかれます。
同じ１時間の面接でも２次面接では、質問に対する突っ込みの量が変わってきます。
基本的な転職理由や志望動機については、１次でも２次でもほぼ聞かれますが、２次面接においては、質問の答えに対して質問が入り、その答えがあいまいだったりすると、さらにそこをまた聞かれます。
人によっては圧迫面接と感じられるかもしれませんが、人に論理的に話ができるか、本当のことを話しているのか、などは質問を繰り返さないと分かりにくいのです。「流暢に話しているのですが、結局何を言っているのか理解できなかった」という方は、１次面接は通過するものの、２次面接で不合格となります。
３．２次面接に向けて何を準備するか
さて、１次面接を無事合格された方は、２次面接に向けてどういった準備をすればよいのでしょうか。
１次面接後には、企業側からエージェントにフィードバックがあります。合格の場合は評価する点がメールや電話でされます。その際に２次面接に向けての注意点も伝えられることが多いです。フィードバックについてまだお読みでない方はこちらもご参考に。
まずはそのフィードバックで対策できるものがないか、確認してください。例えば
・オンライン面接での環境が悪かったので電波環境の良い部屋を確保して欲しい
・下を向いてものを書いている時間が長かったので、前を向いて話して欲しい
・自己紹介が長すぎるのでもっとコンパクトに纏めて欲しい
・履歴書に誤記があったので修正版を送って欲しい
のように言われたりすることがあります。
１次面接官は候補者に入社していただきたく、色々なアドバイスがされますので、まず指摘のあった部分をは確実に抑えます。面接練習などはエージェントに依頼できます。
それに加えて、人物面での評価に繋がる圧迫面接対策です。志望理由や転職理由、キャリアプランに対して、回答に対する追加質問に対して準備をするものです。これはエージェントや家族に協力してもらうのが早いですが、質問＞回答＞質問＞回答と５回を繰り返してもらい、それに答える練習です。
１次面接対策では、想定質問に対してそれに答えるＱ＆Ａしか作成していない場合がほとんどです。その答えに対してさらに質問された場合に答えられるか、即答できなくても一呼吸考えてから考えを纏めて話してみる練習、これをやってみて欲しいです。
相手がいない場合は自分でやってみることも効果的です。自分の新たな側面に気づくこともありますので、面接対策以外でもお勧めです。
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１次面接に合格した後、２次面接対策として同じ紙を暗記して臨む方が多いですが、少し違った対策が必要です。２次面接がなかなか突破できない方、次回から是非試してみて下さいね。
