しろふくの転職応援ブログ

現役採用担当が転職を考えている皆様にお伝えしたいこと

家族への転職相談について ~絶対に相談が必要な家族とタイミング~

こんにちは、しろふくです。
梅雨も本格的になってきましたね。昔は梅雨の時期に台風が来ることがなかったと思うのですが、このところ多くなっており心配です。影響が少ないことを祈っています。

さて本日ですが、今回初めてですが、転職活動の家族との相談について書いてみます。
大事なことなのですが、最近内定辞退になった方もいて、お伝えしたいと思いました。

1.家族への転職相談は必要か
2.抑えておきたい2回の相談タイミング
3.相談することのメリットとデメリット

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1.家族への転職相談は必要か

さて、転職活動をされている皆様、ご家族へお話をされているでしょうか。
もしまだの方がいれば、結論から言うと、できるだけ早いうちにお話ししてください。

転職活動を、家族に相談をせずに進めていらっしゃる方がいます。
理由としては、退職勧告を受けており恥ずかしいとか、家族に余計な心配をかけたくないとか、相談するのは決まってからでいいとか、様々な理由を聞きますが、この相談はした方が良いです。

家族といっても、配偶者、ご両親、子供など幅広いですね。ご結婚されている方、少なくとも、配偶者の方にはお伝えしてください。配偶者の方には、これからの収入源として家計に重大な影響を与えることなので、事前に理解を得る必要があります。

書類選考の時はまだしも、面接になるとスーツを着て出かけていかなければならなかったり、休日も応募書類を書いたり、面接練習をするなど、これを秘密裏に行うのは困難です。また、単純に給与が上がるなら同意が得られるはず、というものではないのです。

もし内定が出た際は、それを受諾するのかを短期間で決めなければならず、その時点ですぐに配偶者の同意を得る必要があるためです。そこから夫婦喧嘩が始まってしまっては、貴方のやりたいことも実現できないのです。

2.抑えておきたい2回の相談タイミング

配偶者の方とは普段から、将来のキャリアプラン、叶えたい夢などのお話ができる関係性であることが理想ですが、実際にはそうでない場合もあると思います。
そんな場合でも、必ず相談すべき時は2回あります。

1)転職活動を開始するとき

ご自身の職場環境が良くなかったり、今の職場ではやりたい事が実現できなかったり、転職には何かしら理由があると思いますので、今回なぜ転職活動をしているのかについて、共有してください。

今までそんな話をしたことがない方は、切り出しにくいのは分かりますが、これも大事な転職活動の一部です。配偶者を説得できないのに、面接官を説得することは難しいのです。

転職活動には現在の仕事に加え、相当のストレスがかかってきますし、家事分担などにも影響してくるでしょう。そこを一緒に乗り切っていただくためには、配偶者の同意は必須です。

2)内定を受諾するとき

無事内定を得たときは、前述のように受諾するかの判断を迫られますが、その期間は通常1週間となっています。無事内定を貰えた場合でも、年収が下がったり、働く時間帯が変更になったり、転勤を伴ったりする場合もあると思います。ご自身にとっても一大決心でしょうが、配偶者にも重大な影響を与えますので、一緒に人生を歩んでいく方とは十分に話し合って、結論を出してください。

3.相談することのメリット・デメリット

さて、配偶者への転職相談をすることで、得られるメリットは大きいです。
・貴方の置かれている状況や、考えを共有することができる。
・選考状況を共有し、喜びやストレスを分かち合うことができる。
・場合によっては、強み・弱みの発見や、面接練習などができる。

その反面、デメリットとしては
・転職への同意を得られないことがある
・自分と違う価値観でのアドバイスを受ける可能性がある
などのケースも有り得ます。
しかし転職について貴方を一番よく知っている方の意見はありがたく頂戴し、話し合いを重ねた上で、転職活動を進めて欲しいです。

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既婚者の皆様、貴方のここまでのキャリアを支えてもらったのは配偶者です。今までの支えに感謝しつつ、ご一緒に今後のご自身のキャリアを考えていけると良いですね。