こんにちは、しろふくです。
東京は今日は本当に暑い1日でした。ジョギングしたら熱中症手前でした。
水をたくさん飲んで何とか回復しましたが、皆さんもどうぞお気をつけて。
今日ですが、転職相談を頂く方の中に、まだ転職を決めかねている方もいます。
ご自身で判断する際の考え方について本日は書きたいと思います。
1.ポジティブな転職とネガティブな転職
2.人が転職しようと決断するとき
3.決断できないのなら転職しない方がよい
1.ポジティブな転職とネガティブな転職
転職理由には2種類あり、ポジティブな理由とネガティブな理由です。それぞれ以下のようなものがあります。
・ポジティブな転職
キャリアアップ(スキルや経験の幅を広げたい)
年収を上げたい
・ネガティブな転職
現在無職であり生活するため
現職の人間関係が悪い(パワハラ、いじめ)
残業が多すぎ
能力的についていけない
年収が低すぎ
職場が遠すぎ
会社の方針が変わった(開発停止、部門売却等)
ネガティブな理由が圧倒的に多いです。応募書類にはキャリアアップのためと書いていても、面接で聞いてみると職場環境が悪かったりというケースも多いです。
2.人が転職しようと決断するとき
転職活動をする場合、「良いところがあれば転職しよう」と考えている人よりも、「〇〇月までに絶対に転職する」と決めた方の方が、圧倒的に転職活動がうまく行きます。
そして実際は、ネガティブな理由に耐えられず、「絶対に転職しよう」とする方が多いです。
もちろんポジティブな転職の場合も、いついつまでに転職しようと決めて、短期間で成果を出される方もいますが、相対的に少ないです。そのような方は、「〇〇〇のスキルが身に付く仕事」「年収〇〇以上」と具体的に決めて、活動されています。
もし転職を迷われているとしたら、ネガティブな理由がまだ耐えられる範囲であるか、次にやりたい仕事の職種や年収が決まっていないのどちらかと思います。
3.決断できないのなら転職しない方がよい
転職にはリスクもあります。転職するとよい未来しか浮かばない方もいるかもしれないのですが、転職先が今より悪いという場合もありえます。
しかも転職活動には時間とエネルギーが必要です。今ある余暇の部分はあきらめざるを得ず、結構な時間を取られてしまうので、その時間を他の勉強や趣味に使うこともできます。長期間化すると精神的にも追い詰められる可能性もあります。
ネガティブな理由がどうしても我慢できないというのでなければ、それなりに勝手の分かった職場で満足はいかないけれども毎月お給料が貰えている訳です。転職しないという選択肢も当然あって良く、その時間をネガティブな原因を取り除くべく努力をしてみると改善されることもあります。
固い決意と目標が決まらないうちは、現職に留まって、問題解決できないか、スキルを伸ばすことはできないか、そこも同時に考えてみてください。