しろふくの転職応援ブログ

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職務経歴書をアップデート ~今すぐできる3つの改善策~

こんにちは、しろふくです。
暑さもひと段落、やっと梅雨らしくなってきました。
執筆中の本は7月中に目標を変更、でもだいぶ仕上がってきましたよ。

さて、本日ですが、執筆中の職務経歴書の書き方の中から、今すぐ使えるアドバイスをご紹介します。

1.職務概要は短く
2.職歴は応募職種に近い順に並べる
3.活かせる経験も応募内容に合わせる



1.職務概要は短く

職務概要は、職務経歴書の最初に書く、ご自身の経歴をまとめた部分です。概要という名前のとおりですので、まだ1社目の方も、4から5社目の方も、どのような経歴だったのかを3~5行程度で纏めてください。

この部分が1頁の半分以上になっている場合もあるのですが、10行以上あるともはや概要ではなく、読むのに疲れてしまいます。この部分の書き方で、要約力も見られているため、今10行以上ある方は、もっと簡潔にならないか検討した方が良いでしょう。

特に会社数が多い場合、すべての会社について記載しているとどうしてもこの部分が長くなりがちです。同じ職種の場合は「その後2社で営業を経験し」のように、会社名すら省略しても構いません。詳しい職歴については、その後の職歴で記載するからです。

2.職歴は応募職種に近い順に並べる

職務概要の次は、個々の会社での経歴となりますが、これは応募する職種に最も近い職歴を先に持ってきます。

一般的に職務経歴書には、編年体(新卒で入った会社から順番に記載する)と逆編年体(直近の会社を一番上に、前職、前々職と編年体の逆に記載する)、2種類の書き方があります。

応募する職種が営業で、新卒で入った会社で営業経験があるのならば編年体で、応募する職種が経理で、現職で経理をやっているのならば、逆編年体で書きます。これは即戦力であることを印象付けるためです。

応募する職種に合わせて、職歴の順番を変えることを覚えておいてください。特に5社目で職務経歴書を下に書き足しながら作成している場合、現職にたどり着くまでに相当の経歴を読まなければいけないことになります。職歴の順序には注意してください。

3.活かせる経験も応募内容に合わせる

この部分も応募内容に応じて書き換えます。応募する職種で特に活かせそうな経験があれば、詳細を追記します。「顧客との折衝経験」「納期調整」など、あなたにとっては当たり前のように行っている仕事でも、言語化できていないだけで、応募先にとってはまさにそのスキルを求めている場合もあるからです。

逆に全く関係のなさそうなものは削除します。この仕事を本当に理解したうえで応募しているのか、疑われてしまいます。

活かせる経験などは、すべて手を入れずに同じ内容で出している方もいますが、応募先にとってあなたの活かせる経験は本当は違うはずです。実はこの欄も自己PRとして使えるため、活用してください。

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以上、職務経歴書をアップデートする方法について、ご紹介しました。
今すぐできる方法もあると思います。どうぞ次の応募から試してみてください。