こんにちは、しろふくです。
この週末から夏休みという方も多いのでは? はい、私も今日から帰省です。
この数日間は通常と違う過ごし方の方も多いと思うのですが、日ごろあってない方と会う時は仕事の事を聞くチャンスです。親戚や友達なら色々な話が聞けますね。
そんな時に役立つかもしれない、キャリア相談のこつについて書いてみました。
1.目的の共有とお願い
2.傾聴に徹する
3.フィードバックと感謝を
1.目的の共有とお願い
さていきなり相手の仕事について聞こうと思っても、何の目的で聞きたいのかが分からないと、話す方も内容が違ってきてしまいます。
人は困っている人を助けたくなるので、まずは今の貴方の状況を共有します。転職について考えはじめたのか、ばりばり転職活動中なのか、それとも転職する気持ちはないけれども、純粋に別の仕事について聞いてみたいのか。
そしてこれは「お願い」であることを伝えると、相手もそれに答えようと深いところまで話してもらえます。目的の共有とお願いは、たとえ10分の話であったとしても、最初にするかしないかで話の深さが変わりますので、忘れないでください。
2.傾聴に徹する
その方がなぜその仕事を選んだのか、仕事の具体的な内容、そしてその仕事のやりがいや大変なところ、今後どうしたいのか、などを聞いていくと、すぐに時間がたってしまいます。
ここで大事なことは「傾聴」です。この言葉はご存じの方も多いと思いますが、相手の話に関心を持ち、共感を示しながら真摯な姿勢で「聴く」会話の技術です。事実を聞くのが「ヒアリング」ならば、こちらは、相手の本音を語ってもらう技術、でも難しいことではありません。
相手の気持ちに寄り添って話を聴く、自分の価値観と異なっていても、決して意見や否定することなく、相手を理解しようと努めます。理解できないことは、質問をすればどんどん理解が深まります。
逆にここができないと、気が付いたら自分の自慢話をしていたという事になり、同じ人から話を聞くことが難しくなるので、ご注意ください。
3.フィードバックと感謝を
そして色々な仕事の話をしてもらった相手には、自分の感じたことを伝えます。話を聞いて新鮮に感じたことや、そんな苦労があるのかという驚き、そしてその仕事に長年携わっている方への労いなど、相手にあなたの純粋な感想と御礼を伝えます。
さらに、御礼として自分が貢献できることも相手に伝えます。「今までこんな仕事をしてきたので、もし力になれることがあればいつても聞いて欲しい」ことを伝えます。
ひょっとしたら時間があって、今すぐ聞きたいかもしれませんし、お互いの転職活動について苦労したことやその対策など、話はどんどん深まるかもしれませんね。
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リアルでの情報収集はネット上では得られない重みと会話の楽しみがあります。
今日からの数日間、帰省や友達との旅行など、非日常を過ごされる方へ、まじめなキャリア相談のおすすめでした。新しい気づきがあれば嬉しいです。