しろふくの転職応援ブログ

現役採用担当が転職を考えている皆様にお伝えしたいこと

面接前に最低限押さえておくこと ~事前準備して自信を持って臨むべし~

こんにちは、しろふくです。
今年のお盆は、旦那と私と両方の実家で過ごしました。私の実家はコロナ前以来でした。2キロぐらい太ってしまいましたが、何とかします。

さて、これから秋にかけて面接になる方もいると思いますので、本日はお盆前に行ったとても良い面接事例を共有しつつ、面接の基本を振り返ってみます。

1.挨拶と自己紹介
2.転職理由と志望理由
3.苦労したこととどうやって乗り越えたか

1.挨拶と自己紹介

挨拶と自己紹介。これはどの面接でも必ず冒頭に来ます。
実際はアイスブレイクが入ったり、オンラインの場合には音声と映像のチェックが入ったりしますが、ほとんどここから入りますので、準備できる部分です。

挨拶については、「本日は面接の機会をいただき、ありがとうございます。」これ以上のことを伝えようとしてしどろもどろになってしまう方もいますので、これでOK。
言い方は若干変えても良いですが、どの面接でも第一声はこのフレーズいうものを決めてしまえば落ち着くものです。

そして自己紹介ですが、面接官は職務経歴書の一番上、職務概要を見ていますので、その内容を一致する内容を話します。決してその部分を棒読みにするのではなく、自分なりに要約して、そして追加する情報は自分の最もアピールしたいこと、面接の中で聞いて欲しいことをここで頭だししておくのです。求人内容によってアピールする部分は異なると思いますので、自己紹介も相手が興味を持つよう内容に会社毎に変えます。

挨拶と自己紹介は、どんな面接でも100%聞かれますので、前もって準備しておきます。ここをうまく通過できるとその後落ち着いて話せますし、面接官もそれを感じとるので、一気に面接が楽になります。ここは十分に準備ください。

2.転職理由と志望動機

転職理由と志望動機についても、聞かれない面接はないのではないでしょうか。そういう意味ではここも前もって準備できる部分です。

転職理由は、内容に面接官が納得できるかがカギとなります。この状況であれば面接官も転職を選択するだろうという内容かどうかなのです。給与の遅延や早期退職制度、業績不振により今までできていたことが出来なくなった等、そこも明確に自信をもって伝えらるようにしておきます。

志望動機についても同様ですが、こちらについては、転職理由と結びついているものなら最高です。「今まで設計開発の仕事をしていたが、業績悪化により新製品を作らなくなったので製造の仕事になり、でも設計開発の仕事をしたく転職活動を始めました。そんな時に御社の求人のエージェントに進められ(スカウトメールを頂いて)、御社を調べたところ自分の経験が活かせそうに感じられたので、応募を決めました。」等です。

事前にHPを見て企業理念を見て共感したとか、製品が好きだからとかではなく、転職活動の中で見つけたことで十分ですので、明確に伝えられるようにしておきます。

3.苦労したこととどうやって乗り越えたか

これは私が面接の中で一番重要と思っている質問です。実際にはこの回答次第で合否を決めることが多いです。

苦労したことが本当に大変なことで、そして自分だけでなく周りの助けを借りながら、頭も体も使いながら乗り切った経験のある方は、今後この会社で起こりえる色々な難題にも乗り越えていけそうと感じるからです。そしてそのような方は「あの修羅場を乗り越えた」という自信が話し方に感じられ、仕事を任せたいという気にさせます。

最近面接した方で、苦労された経験が多く、そこからの学びについても自信を持って話された方がいました。必要条件を満たしている訳ではなく、即戦力ではないものの、頑張ってキャッチアップしていただけそうという理由で合格になりました。

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以上、改めて面接で押さえておくべき基本をおさらいしました。どれだけ苦労してどれだけ乗り越えたかはそのままあなたの自信になります。面接でも評価されるのは勿論ですが、今苦労されている方にも届いて欲しいです。