こんにちは、しろふくです。
今週末はコロナになった家族の看病です。最近職場でもちらほら聞きますが、うつらないように気を付けないと。皆さんもどうぞご注意を。
さて今回ですが、採用側から見たエンジニアの転職市場動向を少しお知らせします。キャリア採用担当の舞台裏のご紹介します。
1.キャリア採用の動向
2.職種別のエンジニア転職市場
3.年代別のエンジニア転職市場
1.キャリア採用の動向
コロナ開けたころから、終身雇用という考えはもはや無くなり、新卒も転職するのが当然のような空気になってきました。転職するのを前提に就職しており、転職しやすい会社に就職するというマインドの新卒もいると聞きます。
各社の採用担当者は計画的な事業拡大のための採用に加えて、突然やってくる退職者の補充に対応が必要で、かつその数は毎年増えているのはどこの会社も同じかと想像します。事業展開の重要な側面で退職者が発生するのは相当な痛手で、それを早急に補うためのコストも毎年増え続けています。
キャリア採用担当者は早くの補充を求められますが、候補者の方は最低でも5社、多い方は10社程度平行して応募されており、内定を出しても辞退になる確率はどんどん高まっている印象です。
2.職種別のエンジニア転職市場
私の担当するポジションはエンジニアが多いのですが、その中でもIT分野については各社取り合いの状況が続いています。昔から最も競争が激しいといわれる分野で、候補者1名に対して10倍以上の募集があり、最難関と言われています。
そして多くのメーカーで必要とされる設計開発、生産技術なども近年はグローバル対応が必須な求人が多く、英語必須とされるポジションも多いです。要求される技術レベル、英語レベルにもよりますが、英語のできるこれらのエンジニアは各社奪い合いとなっています。
3.年代別のエンジニア転職市場
また各社のメインターゲットは、一通り一人で仕事ができるようになった30代です。各社は年代でフィルタをかけ、30代のエンジニアにスカウトメールを送り続けています。
30代のITエンジニアの方だと、1日に何十通もスカウトメールが来ているのではないでしょうか。
そのような状況もあり、最近は30代は採れないと諦めて、20代、40代、50代にもスカウトメールを送っている会社も多いです。なので、昔は35歳が転職するための上限などと言われた時代もありましたが、今は全くそのような事はありません。
必要な知識やスキルをきちんと積み重ねている方については、50代の方も面接をしており、採用に至ることもあります。仕事の内容と年齢は関係ないというのが私の意見ですが、ある意味実力のある方が正当な評価を受ける時代に近づいている気がします。
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今日はいかにキャリア採用における人材争奪戦が激しいのかをご紹介しました。スカウトを利用されてない方は今すぐ登録すべきですし、すでに初めている方は大事なメールが埋もれていないかチェックをしてくださいね。