こんにちは、しろふくです。東京は夏が戻ってきた感じです。
連休も熱中症にならないように気をつけなければ。
さて本日ですが、前回は面接の第一印象を良くするためのポイントを書きました。
まだお読みでない方はぜひどうぞ。
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そして今回は、面接の準備として企業調査が必要になりますが、そのポイントをお伝えします。企業調査は以下の観点から必要になるのですが、1つずつ解説していきます。
1.志望動機対策
2.自己PR対策
3.逆質問対策
1.志望動機対策
面接官ならだれでも知っている、よくある面接でのエピソードとして、
面接官「志望動機を教えてください」
応募者「え、御社がスカウトメールを送ってきたのでは?」
というのがありますが、たとえスカウトメールを受け取ったのが事実でも、実際に応募するには何らかの動機づけが必要になりますので、それを伝えなければなりません。
きっかけはスカウトメールでも、エージェントに勧められたからでも、全く構わないのですが、その後自分で調べた結果、応募しようと思った理由が必要となります。
「募集要項の〇〇という部分を見て、自分の経験やスキルが活かせそうだと思った」というパターンが多いですが、経験と結びつかない場合は、「HPを拝見し〇〇の部分に興味を持った」とか「〇〇の分野に進出している御社で活躍したいと思った」など、何かしら動機が必要になります。
内容に正解・不正解はないので、大事なのは自信を持って答えられることであり、面接官が見ているのはそこです。志望動機を聞いたときに考えこんでしまうとまず合格することはないので、ここはきっちり準備していきましょう。
2.自己PR対策
企業研究をするのは、志望動機を考えるだけではありません。もちろんこれがあったから応募したという一番大きい理由があるとは思いますが、その他にも企業側にとって魅力的=自分からアピールできそうな共通点を探していきます。
企業にとっては、目の前の候補者がどれだけ即戦力で働けるのかを気にしています。
そこで今までに経験した会社との共通点を探していくのです。
「顧客からの問い合わせで商品を作成する=100%注文生産という部分で、自分の経験が活かせます」「海外営業については現地の販売会社を通してやりとりする形態は同じなので、日本側で行う業務は想像がつきます」など、今までの経験で活かせそうな事は面接でアピールできますので、それを書き留めておきます。
中国に工場があるので海外出張がありそうだなとか、自分の海外出張経験はアピールできるなとか、土地勘があるとか、会社の規模が似ていることでさえも、活かせそうな経験は小さなことでも良いのです。一度HPを見ながら、この会社における仕事の内容を想像してみると、どんどん出てくるかと思います。
3.逆質問対策
一般的な逆質問として「入社までに何を学んでおけばよいでしょうか」とか「面接官の方のやりがいを教えて下さい」などの、どの会社にも通用する逆質問に対し、その会社の社員しか答えられない質問は、面接に際して準備した感を伝えられます。
「今後海外にも販路を拡大していく計画はありますか」「組み立てる部品については自社で生産されているのでしょうか」「海外工場立ち上げの際は長期の出張などが発生しますか」等々、志望動機や自己PRのネタを仕込んでいる最中に、ここはどうしているのだろう、聞いてみたいと思う内容についてメモしておいてください。
注意点としては、HPのどこかを見れば書いてあるような事(「海外工場はありますか」「営業所の場所はどこですか」など)を聞いてしまうと、準備不足になってしまうのでニュースリリースの全部を見る必要はないですが、過去1年分くらいは目を通しておきましょう。
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いかがでしたか。面接前にHPを見ることは必須で、少なくとも30分程度の時間は必要かと思います。一度見ても別の会社と混同してしまうこともあるので、面接前日か当日に見直して再度復習してください。この時間を確保するのとしないのでは結果に大きく影響します。折角頂いた面接の機会です。真剣にかつ効率よく準備しましょう。