こんにちは、しろふくです。
だいぶ秋らしくなってきましたが、最近は秋が短くなってきたと感じるのは私だけでしょうか。楽しまないとですね。
さて今日は複数の会社を同時に受ける際に気を付けることを書きます。この技術を知っていると、希望条件をかなり満たす転職ができるのです。
1.希望条件・応募先を厳選する
2.同時並行用のスケジュールを立てる
3.他社の条件を開示する
1.希望条件・応募先を厳選する
スカウトサイトに登録すると何通もスカウトメールが来るような方の場合、どの企業に応募しても書類合格します。エージェントから「まずは20社、目標30社応募しましょう」と言われているかもしれませんが、どこか1社に決まればエージェントへの義理は果たしたことになりますので、応募数はあまり関係ありません。
それよりも仕事をしながら転職活動をされている場合、20社に応募すると本業に影響が出てしまいます。オンライン面接で昔より複数社の同時並行がやりやすくなりましたが、10社以上に合格してしまうと同時並行が難しいため、最初の段階で5-6社に絞ることをおすすめします。
希望条件を絶対に譲れないものにするか、複数条件があるときは多くの条件を満たしているものか、とにかく応募先の選択に時間をかける事です。そして内定が出たら入社する会社に絞り、全てを注ぎ込んで書類作成しましょう。最初の段階で目標を明確にし、対象を絞ることは、本当に大事なことです。
2.同時並行用のスケジュールを立てる
一旦対象を絞ったら、この週に面接を受けようと思う週を決め、そこにすべてのスケジュールを合わせていく事です。会社によっては、適性検査があったりなかったり、面接も1回のみ、2回、3回と色々な会社があると思います。
すべての条件を書き出してみて、時間がかかりそうなところから応募書類作成を始めます。面接は応募企業から日程が提示される場合もありますので、すべてが希望通りに行く訳ではありませんが、一次面接の週、二次面接の週、オファー面談の週など、なるべく合わせたスケジュールを立てると、他社との比較がしやすくおすすめです。また、最初に予定を組んおけば、この週の飲み会は断る、出張しないなど、本業の予定も立てやすいです。
そして多くの場合、一次面接は自分の上司となる方が面接する場合が多いのですが、この会社は絶対にないと思った場合は、即辞退して良いです。一旦応募した会社が合格になったら最終面接まで受けるのがマナーと思っている方がいらっしゃいますが、全くそんなことはありません。入社もしないのに最終面接官の時間を奪うことの方がよっぽど失礼です。ただしこの際のマナーは理由と共に辞退することです。本命の対策のために時間を確保しましょう。
3.他社の条件を開示する
さて最終面接も合格し、内定が出揃った場合、オファー面談についても日程を合わせます。このころになると内定承諾期限がと言われますが、一番遅い会社にすべてを合わせることです。通常他社の選考が終わっていないという理由があれば、内定承諾期限は延長されます。
そして「他社ではこういう条件で内定が出ています」という情報を開示するのです。オファー金額を上げられる会社とそうでない会社がありますが、上げられる会社はそこで上げてきます。そうでない会社の場合は、こんな福利厚生があります、キャリアアップができます、職場も見学できますと色々な情報が出てきます。最終的にオファー金額も最高になり、情報も出そろったうえで判断できる訳です。
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エージェントを複数使っていたり、ご自身で直接応募している場合も考え方は同じです。大事なのは「最初に数を絞り、全てのスケジュールを合わせ、最後に条件を引き出す」こと。良い転職活動ができますように。