こんにちは、しろふくです。
東京は暑かったり寒かったりですが、10月に入りやっと秋らしくなってきました。
さて今日は転職活動が長期化している方のために、考え方のヒントを書いてみます。
先が見えないと苦しい転職活動ですが、少しでも参考になればと思います。
1.働きながら転職活動している場合
2.退職している場合
転職活動も半年を過ぎてくると、活動を始めたころの気持ちと違って落ち込んでくるものです。働きながら転職活動している場合と、すでに退職されている場合と両方あると思いますが、その2つについてみてみましょう。
1.働きながら転職活動している場合
・条件を変更してみる
これはすでに何度も試しているのかもしれません。希望年収を下げて、完全週休2日制もあきらめ、勤務地を広げるなどは、すでにされていることと思います。
人によっては、業界を変えたり、職種を変えたりで探しているかもしれませんが、年齢が高くなってくると未経験の職種で雇ってもらえる確率はどんどん下がってしまいます。年齢が高いほど、経験のある分野に固執するのは正しいのです。
経験のある分野にて正社員が難しければ、派遣や業務委託、副業も盛んになってきましたので、まずは経験分野で副業から試すということも最近は可能になっています。経験分野で正社員への拘りを外してみることをまずはお考えください。
・現職でスキルアップする
職務経歴書には、今まで出した成果を記載するのですが、その部分の成果が足りないのかもしれません。現職でこれをやりきったと書けるものができるまで、転職活動のことは一旦忘れて現職に集中する方法もあります。
現職が半年続いているということは、不満がありながらもなんとかやっていけている証拠。現職で成果を出すことに集中することで、結果仕事が面白くなり転職を中止した方も、成果が評価されて転職がうまく行った方も、両方知っています。
転職活動に使っていた時間を資格取得に使った結果、資格が取れたうえに新しい仕事も任され、転職するのをやめたという方もいます。転職活動には相当の稼働がかかりますので、それを他に向けた好事例です。
2.退職している場合
・条件を変更してみる
既に退職している場合は、一旦活動を中止するという選択肢はないため、非常に気持ちは焦るものですが、基本的な考え方は同じです。
経験分野において派遣や業務委託で探すとともに、アルバイトも含めて探してみます。まずは収入源を確保するのが優先なので、まずは雇ってもらってからステップアップしていく方法を取りましょう。
また同様に周囲に仕事を探していることを知らせることも大事です。高齢の場合はこれまでの仕事ぶりを評価してお声がけ頂けることもあるからです。
・スキルアップする
働いてないのにどうやってスキルアップをするのかと思われる方もいるかもしれません。こういう時は国の支援制度を利用します。
離職者訓練は雇用保険の失業給付受給者が対象、求職者支援訓練は失業給付を貰っていない方が対象です。訓練はテキスト代のみで給付金(月額10万円)が支給される場合もあります。
ハロートレーニング(離職者訓練・求職者支援訓練||厚生労働省|厚生労働省
いずれも開催される時期や定員が決まっていますが、条件に会えばこういったものも利用できますので、参考にしてください。
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以上、転職活動が長期化している際のヒントについて書いてみました。私は上記どちらも経験したことがありますが、どちらも条件変更とスキルアップで対応しました。苦しい時期を乗り越えるための参考になればと思います。