こんにちは、しろふくです。
先週は実家の母が倒れ四国におりました。何とか持ち直したので1週間で帰ってきましたが、介護保険制度について色々と学んだ1週間でした。
さて前回より2週間空いてしまいましたが、本日は特急転職の第3回目。本日はカジュアル面談、特に面接との違いについて書きます。
※前回までの記事は下部ににリンクを貼りました。まだお読みでない方はどうぞ。
・カジュアル面談とは
・事前の準備
・カジュアル面談=0次面接
カジュアル面談とは
すでにカジュアル面談を経験している方もいるかもしれませんが、カジュアル面談とはその求人に正式に応募をするために、追加の情報を得て応募するかどうか判断するための情報提供の場です。
スカウトする側からすると、少しでも興味を持っていただいた候補者に対し、求人に対する懸念点を払拭し、会社や求人に対する理解を深めていただくことで、より求めている人物像に応募していただくための面談になります。
よって面接にはありますが、カジュアル面談には合否はありません。応募喚起の手段だからです。面接と面談という言葉の違いからも分かりますが、面接は評価するもの、面談は会話するものです。興味があるため話を聞きたいという事で大丈夫なのです。
事前の準備
とはいえ、カジュアル面談に何も準備をせず望むのは、時間がもったいないためやめましょう。面談の前に準備をしてから望まないと、貴方にとっても成果は出ないです。
具体的に何を準備するのかというと、以下の2つです。
・求人内容、会社に対する事前調査
求人内容についてよく読み込み、分からない用語などは調べて、業務内容を把握します。そして募集企業についても同様に、会社HPの会社概要、沿革、求人状況、上場会社の場合は決算内容などを調べます。会社の所在地、内定が出たらどのくらい通勤にかかるのかなどは、応募の判断材料になると思いますので、事前に調べます。
・質問リストの作成
この内容が分かれば求人に応募するという点がいくつかあると思います。カジュアル面談の場はそれをクリアにすることが目的ですので、聞きたいことを事前にリストアップしておくのです。
例えば
・どのくらい残業が発生するのか
・内定となった際の年収はどの程度なのか
・来年の4月以降でないと転職できないが問題ないか
のように実際に書き出しておくと、聞き忘れることがなく、終了後すぐに応募判断できます。
カジュアル面談=0次面接
先ほど説明したように、カジュアル面談には合否はないのですが、なにやら面談者がメモを取っているのを見ることがあると思います。これは候補者が応募する事になった際は応募書類と一緒に、推薦状を提出することが多く、その内容をメモしているのです。
そこにはあなたがなせこの求人に興味をもったか、今回の転職理由、質問された内容と共に面談者の所感という欄が設けられており、「ハキハキとして爽やかな印象」「この仕事に対する興味が伝わってきた」「すでに最終面接を予定の企業もあり選考を急ぐ必要あり」「年収○○○万への拘りあり」等、面談を通して感じたあなたの印象や注意事項が書かれます。
よって面談の中で色々と質問することはOKですが、話した内容は記録され書類選考に廻されるという意識を持って臨んでください。面談者には通常、その求人に会う候補者を見つけて、入社させるというミッションがありますが、いくら応募の意思をいただいたとしても、この方はこの会社には合わない、面接には絶対に合格しないと判断できる場合、書類選考に上げず推薦しないこともあります。そういう意味で0次面接なのです。
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本日はカジュアル面談と面接の違いについて書きました。次回以降のカジュアル面談を受けるにあたって参考になれば嬉しいです。
特急転職シリーズ、1回目、2回目の記事を確認したい場合は、以下よりどうぞ。
また、現在このカジュアル面談だけについて特化した書籍を執筆しており、何とか年内に出版したいと思っています。どうぞご期待ください。