しろふくの転職応援ブログ

現役採用担当が転職を考えている皆様にお伝えしたいこと

カジュアル面談後に面接を受ける方へ ~面談後の面接であるからこそ気を付けること~

こんにちは、しろふくです。
昨日は紅葉狩りに行ってきました。葉っぱが落ちる前の最後の美しさに、人生もこうありたいものと思いました。

さて、前回カジュアル面談の記事を書きましたが、すでに応募して面接まで進んでいる方もいるかもしれません。面接の記事は過去に色々な角度で書いておりますが、カジュアル面談後の面接という視点で、本日はお届けします。

・カジュアル面談後の面接
・気をつけるべきこと
・通常と変わらない基本の準備

カジュアル面談後の面接

カジュアル面談を受けてからの面接と、カジュアル面談なしのいきなりの面接では、何が違うと思いますか?

前回の記事で、カジュアル面接を実施した後は、推薦状が作成されるいう話をしました。まだお読みでない方は以下からどうぞ。

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通常はスカウトした方の所感付きの推薦状が添付されるのですが、スカウトする方は、書類選考する方もよく知っている採用課の方だったり、業務委託している会社のリクルーターだったりすることが多いのです。

今はリファラル採用といって、知り合いを紹介する制度も広まっておりますが、どなたか知っている方の推薦状が付いていること、これは結構大きい意味を持つのです。

さすがに、1回のカジュアル面談くらいでは、リファラルほどの影響力はないものの、
「あの方が推薦してきた方」という推薦状があると、何かしら不合格になる明確理由が理由がないと落としにくいものだからです。

気をつけるべきこと

そのような前提があるため、カジュアル面談後の面接で気を付けるべきことは、カジュアル面談時のスタンスと変えないということです。

例えば、カジュアル面接時に話した転職理由として、「結婚のためパートナーのいる東京で仕事を探している」のであれば、面接の際も同じ理由であるのが普通です。それが「年収を上げたいため、仕事の多い東京で仕事を探している」になると、この転職理由は本当なのだろうかと疑われることになります。

また転職可能な時期が1カ月ずれている、希望年収が100万上がっているなども、この方話の内容が変わっているけれども、採用してもよいかどうか心配になります。面接官によってはこの段階で落ちることもありますので、カジュアル面談で話した内容は、そのまま面接官にも伝わっている前提で、面接を受けてください。

通常と変わらない基本の準備

上記の注意点を押さえたうえで、後は通常と変わらない事前準備をお願いします。

面接の前日に行うことを改めてリストアップしてみます。
・自己紹介(1分以内に抑える)
・緊急連絡先の確認と、PC不具合時のスマホバックアップ、対面の場合は場所確認
・企業調査(会社概要、採用関連、求人関連部門の情報)
・求人票の確認(どのような人材を求めているのかを再確認)
・提出した応募書類内容の確認(アピールポイントの復習)
・代表想定質問への回答確認(暗記するのではなく話す内容を再確認)

かなり盛りだくさんで、企業調査などはいくら時間があっても足りないのですが、全部を30分~1時間程度で準備・復習しましょう。そして当日の体調が万全になるように、早く寝るのです。

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今回はカジュアル面談後の面接についての注意点でした。面接がはじめてという方のために基本の面接準備も追記しました。通常の面接の場合もこれだけ準備すればOKです。
面接に臨む皆さんの幸運を祈っています。Good Luck!