こんにちは、しろふくです。
今週は日本列島いちばんの寒さらしく、暖かい東京も朝0度近くまでになりました。
冬が苦手で出不精な私ですが、天気のよい日はなるべく外に出なければ。
さて、本日ですが、出産時に退職された方で、再度仕事をはじめようと思っている女性の方へ向けた記事となります。いつか出産しようと思っている女性の方もぜひ参考にしてくださいね。
1.再就職のタイミング
2.派遣社員やパートからの復職
3.正社員に戻るには同じ業界がおすすめ
1.再就職のタイミング
今は退職しなくても仕事を続けられる方も多いですが、退職された方は、そもそも会社にそんな制度がなかったり、制度があっても周囲がみんな退職されていたという世代の方もいらっしゃるでしょう。
再就職のタイミングとしては、一般的にはお子さんが小学校入学時や学童入所時に復帰される方が多い印象です。ママ友が仕事に復帰してばりばり働いているのを聞くと焦ることもあるでしょうが、ここはあなたが仕事に戻りたいと思ったタイミングが一番大事。子供が高校を卒業してお弁当を卒業したからとか、大学を卒業してからという方もいらっしゃいます。再就職のタイミングはご自身が仕事に戻りたくなった時です。
ブランクが長くなると仕事に復帰しにくくなるかもというご質問もよくいただきますし、その気持ちもよく分かります。でも3年以上ブランクがあれば、採用側からすると10年も15年も変わらないのでご安心ください。そして今は再就職したい優秀な女性を積極的に採用する会社もある時代になりました。ブランクの年数は正直関係ありません。
2.派遣社員やパートからの復職
もともと正社員だった方は再就職先として、正社員の職を探してしまいがちなのですが、一般的に育児で3年以上のブランクが生じた場合、残念ながら、いきなり正社員で雇って頂ける会社はなかなかないのが実情です。
もし前職の退職時に円満退社したのなら、可能性としてはそこが一番高く、その会社のパート(今は短時間正社員などと呼ぶところもあります)として復職するのが一番ハードルが低いです。
しかし、そのような前職もないという場合は、派遣社員から復帰することをお勧めします。雇用契約が基本3カ月単位ですし、基本的に残業はなく(まれにある場合もありますので、募集要項はよくご確認ください)、復帰時に最初に就業する雇用形態として、非常におすすめです。御自身も派遣先との相性を3カ月で試している訳で、あまりに両立が難しいと思えば3カ月間頑張って、次の職場に移るという事もできます。
そして派遣として働く際の注意点ですが、将来正社員として働きたいのであれば、その業界、職種の仕事を選ぶことです。将来経理職として正社員で仕事をしたいのなら、経理の仕事を、特許事務所で働きたいのであれば、特許事務の派遣の仕事を選びます。そうすれば、履歴書上の経歴は、この派遣期間の経歴はその分野の経験としてカウントされます。全く違う職種、例えば秘書・受付などを選んでしまうと、その間の経験は何年あっても除外されてしまいます。
派遣会社からの仕事は「今○○という仕事の募集を開始しました。興味があれば今週中に職場見学しますので今すぐ決めてください」という感じで紹介されます。即決力を求められる場合も多いので、あらかじめ職種やエリア、最低時給などを事前にリサーチして調べておくことが重要です。
3.正社員に戻るには同じ業界がおすすめ
さて派遣社員である程度働き、育児との両立もできそうだと感じるようになれば、正社員希望の方は転職活動を始めます。
一番理想的なケースは、今まで派遣で働いた会社で仕事ぶりが認められ、そのまま正社員として雇用されることです。実際このような方も少なくないため、派遣先を選ぶときの重要性がお分かりいただけるかと思います。転職活動する必要なくそこで長く働ければ一番良いですよね。
そして他の会社に転職する場合ですが、同じ業界だとどの会社が大きくて勢いがあるか、また退職が多い会社はどこかなどの情報が得られやすく、同業他社に転職する方の紹介で仕事を紹介されるケースもあります。派遣社員を続けているうちにこのようなケースに巡り合える(リファラル)もあります。
上記2つのケースでなくても、同じ業界で働き続けることのメリットは大きいため、派遣から正社員で転職する場合も、一旦同じ業界で正社員になってから別の業界に移る方がやりやすいです。履歴書上はその業界の経験として見てもらえるからです。
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以上、出産退職してから復職する際のヒントです。復職を考えている女性の方へ、ひとつでも前に進むための参考になれば嬉しいです。