こんにちは、しろふくです。
昨日はバレンタインでしたね。我が家はいつの頃からか、自分の好きなチョコを自分で買って食べる日なのですが、美味しいチョコをいただきました。
さて、昨日は最終面接があり、久々にがちがちに緊張した候補者だったので、こちらの対策について書こうと思います。
1.事前準備は最低ライン
2.面接官のしていること
3.本当に真っ白になったときは
1.事前準備は最低ライン
面接の際は皆さん、質問された時の回答を考えて臨まれると思います。
今さらですが、自己紹介に加えて、以下の代表的な質問は最低限準備しましょう。
・転職理由
・志望動機
・自己PR(強み、弱み)
・今後のキャリアプラン
・逆質問
転職理由は志望動機については、特に深堀される必要がありますので、最初の答えについてさらに想定される質問の回答までは準備しましょう。
例えば「今の職場では成長が見込めない」のなら、「なぜそう考えるのか?」「自分として取った行動は?」程度は聞かれます。
自己PRは成功体験や失敗体験として聞かれることもあり、それぞれのエピソード1つくらいはすぐに出せるものも準備しましょう。
逆質問も2つくらいしか用意していないと、それまでのやりとりの中ですでに回答されるものもありますので、5つくらい準備しておくと安心です。
2.面接官のしていること
面接官は通常アイスブレイクと呼ばれる世間話を最初に行って、候補者の緊張をほぐすのが一般的です。オンラインだと「自宅から繋いでますか」とか、今だと「そちらの雪は大丈夫ですか」とか、差しさわりのない会話をします。
それでも緊張している人に対しては「緊張していますか?」とダイレクトに聞き、「はい」と言わせます。それに対して「大丈夫ですよ、こっちも緊張しているので」とか、「私たち面接のプロなんで心配はいりません」とか何らかのフォローをしますので、そこで少しでも笑顔になってもらえればいいなと思っています。
緊張をほぐすもの、それは笑顔です。これはお互いの緊張感を取るための手段なのです。逆質問などの場面では、私はわざと「うわ難しい質問が来てしまいましたね、答えられる方いますか?」と面接官に振って苦笑いをしてもらいます。
面接で笑顔を意識するようにとはよく言われますが、何のきっかけもなく笑顔でいるのはとても難しいもの。でも会話の中でここは笑っても良いというタイミングで相手に笑顔で返すことなら、一気にハードルが下がります。簡単で一気に相手との距離が縮まるのでお試しください。
3.本当に真っ白になったときは
とはいえ、一次面接では楽しそうに会話していた方も、最終面接で役員の前になるとがちがちの方もいます。自己紹介は何とかクリアできても、その他の質問で沈黙してしまう方もいます。
突然頭が真っ白になる事はだれにでもあること。面接官も事前に回答を準備して臨んでいることは百も承知ですので、少々の沈黙を恐れないことです。一番良くないのは、1つ答えられなかった場合に、そこから先の質問が総崩れしてしまうこと。1つや2つくらい、うまく答えられないものがあったとしても、他が合格レベルであれば、なかった事になりますので、ご安心ください。
本当に出てこなくなったときは「申し訳ありません、準備していた回答を忘れてしまいました」と素直に伝える手もあります。こうやって、面接官の笑顔を引き出して元に戻り、合格された方も過去にいらっしゃいますので、最後の手段として覚えておくとよいかもしれません。
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緊張対策について書いてみましたが、やっぱり一番の対策は場数を踏むことではないかと思います。最初の数回は本日のやり方で乗り切ったら、あとは色々な面接を受けていくうちに上達して、色々な面接官のタイプに対応できるものです。
新人の営業担当者が色々な顧客を廻って、営業成績を伸ばしていくのと同じ。最初の数回は緊張しますが、笑顔で場数を踏んでどんどん上達してください。