こんにちは、しろふくです。
週ごとに暖かかったり寒かったりですが、皆さん体調にはお気をつけください。
先日の面接で、応募書類からすると絶対に合格すると思われていた方が、不合格となりました。なぜそのような判断となったのか、皆さんにも心当たりがないかを考えてみていただきたく、記事にしてみました。
1.非常に優秀なプロフィールだったIさん
2.残念だった面接内容
3.面接官が大事にしていること
1.非常に優秀なプロフィールだったIさん
その求人はある研究分野について、実用化するための人材を募集する求人でした。
特殊な技術分野だったこともあり、経験者からの応募はほぼなく、近い分野の方からの応募は続いていても、合格する人はいないという状況でした。
そんな状況が数カ月続いたある日、そこに応募してきたIさんは、その分野の論文も何本か持っていて、海外の顧客との共同研究なども経験され、英語力も十分。
履歴書、職務経歴書にはその実績が並べられており、もちろん書類選考はすぐに通過、面接の日程も決まり、技術部門の面接官はIさんとどんな話ができるのかと一次面接の日を心待ちにしていたのです。
2.残念だった面接内容
そして、面接の当日。私は人事側の面接官として参加。いつものように面接ははじまり、自己紹介とひととおりの面接官の質問が始まりました。
「Iさんがこの会社でご縁があった場合にやってみたいことは何ですか」
「……少々考えさせてください」
そして逆質問の時間では、
「それではこちらのポジションに関してIさんからの質問はありますか?」
「……特にありません」
当社のHPすら事前に見ていないと思われる受け答え。全く面接の準備をしていないですよと言わんばかりのやりとりがその後も続き、全く技術内容が分からない私でも、部門面接官の落胆は手に取るように分かりました。
3.面接官が大事にしていること
そして面接後に面接官が一言。
「残念ですが、我々のお客様に合わせられない」
候補者の面接への向き合い方は、入社後の候補者の仕事への向き合い方を想像させるものです。
面接で流暢に話せなくても、あなたがどれだけ事前準備をして面接に臨んでいるのかは面接官には伝わるもの。知らない人に会う前に、どれだけ準備できるのかは、営業もお見合いも面接も同じです。
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いかがでしょうか。今まであなたは面接に真剣に臨んできたでしょうか。もしも十分に準備できていなかったと思う方、今からでも遅くないです。相手も真剣に面接に臨んでいますので、その準備ができる会社だけに絞って応募してください。