こんにちは、しろふくです。
寒暖差のある1週間でしたが、来週末は東京も桜予想みたいです。待ち遠しい!
さて、本日ですが、転職活動を複数社進めていく際のメリットについて書いてみます。
1.転職活動を短くできる
2.選考に慣れる
3.良い条件にできる
1.転職活動を短くできる
『1社受けて合否が出てから次の会社を探す』この方法で転職活動を進める方がいます。離職中の方の転職活動は、経済的な理由で一刻も早く仕事を探している場合が多く、複数社平行で進める方が多いでしょう。
でも在職中の方にこの方法をおすすめする理由は『短期間で多くの会社に出会う』ことができるためです。実際、転職活動はそんなに楽しいものではありません。平日の空き時間と休日、仕事以外の時間をほぼすべて転職のことを考えていることになります。結構これは辛いもので、3カ月から6カ月くらいが限界かと思います。
「良い求人があれば転職したい」というスタンスだと、結局いつまでもそれより良い求人があるのではという気持ちから、なかなか決断できないものです。もともと求人との手合いは運の要素があります。転職活動の目標時期と転職軸を最初に設定し、その数カ月間はそれを満たす求人に応募する方が、結果的に多くの求人に出会い、納得感のある活動ができます。
2.選考に慣れる
短期間に多くの応募をするということは、書類の書き方にしても、面接の仕方にしても、数をこなせるということです。エージェントからの指摘や、自分での気づきも含めて高速で振り返りと改善ができます。
面接はじめての方と、5回目の方の面接は明らかに違います。面接官と合う際の緊張感は薄れていき、数をこなすことで今度これを聞かれたら、これを答えようという引き出しも増えて、面接が怖くなくなります。面接官と対等に話ができると、情報をうまく伝えたり、引き出せたりできるようになり、当然合格率も上がります。
1カ月に1社しか受けていないと、その感覚も薄れてきたころに、次の会社を受けるということになります。短期間に数をこなして上達する、この恩恵は受けるべきです。
3.良い条件にできる
最後にこれはご存じの方も多いでしょうが、条件を良くすることができます。
キャリア採用では複数社平行で進めている方が圧倒的に多く、条件に当てはまる色々な選択肢の中から最も条件の良い会社を選ぼうとすることは、もはや当たり前です。最終面接においては、他にはどのような会社を受けているのかを聞かれ、逆に1社しか受けていない方は、その理由を聞かれたりします。
選考が進んでいる場合は、会社名を言う必要はありませんが、『同じ業界の会社をあと2社受けています』『すでに1社から内定が出ています』などと伝えて年収を上げることは、一般的に行われています。
1社ずつ受けた場合、このような状況は難しいのですが、複数社平行して進めることで、この恩恵を受けられるのです。
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いかがでしたか。複数社同時に進めることは大変ですが、それ以上のメリットがあります。最後に内定が2社から出て選択できるのがベストですが、そうならない場合でも得るものは大きいです。ぜひ短期集中型で結果を出してください。