こんにちは、しろふくです。
今日から4連休の方も多いかもしれません。貴重なお休み、大切に過ごしたいですね。
本日ですが、転職活動が上手くいかない時の考え方について、実際の例をご紹介しながら書いてみます。もう転職活動に疲れた、諦めようかと思っている方に読んでいただければと思います。
1.先月の活動内容
2.活動の振り返り
3.新たな戦略立案
1.先月の活動内容
先月何社か平行で応募されていた30代の女性の方がいます。1社最終面接まで進み、手ごたえもそれなりにあったので、かなり期待もしていたのですが、お見送りとなってしまいました。そしてさらに最後の会社のお見送り通知を受け取り、「もうどうしたらいいのか分からない」状態とのことです。
職種も業種もすべて未経験の分野でしたので、かなり苦戦することは分かっていました。それでも書類選考は通ったので、少しの希望はありました。面接ではやはり経験者でないと難しい質問などもあったとのこと。上手い面接官は合格した気分で終了させますので、期待感もかなりあったことでしょう。お見送りだったことを聞いた時は、私も本当に残念な気持ちでした。
そんなところへ昨日は最後の1社からのお見送り通知を受け取ったのです。結果として、この連休はまたゼロからスタートすることになったので、この1カ月間やったことは何だったのかという気持ちになるのも、無理もないでしょう。
2.活動の振り返り
しかし、彼女は3月末まで転職したいにも関わらず、1社も応募できていませんでした。やっと重い腰を上げた先月、全部で5社ですが、企業研究したうえで応募書類にすべてを盛り込み、初めての応募をしたのです。
2社は書類選考で落ちてしまいましたが、面接へは3社進めました。そのうち1社は最終面接まで行きました。ネットで参考Q&Aなどを調べ上げ、相当の時間をかけて臨んでいました。私もそこまでできないと思われるくらいの、事前準備をされていたのです。
転職活動に本気で向き合っていると、お見送りのショックもそれだけ大きいのです。
まずはそれをお伝えします。
そして本気で向き合ったのに、結果が出ない虚しさありますよね。受験とも似ていると思うのですが、志望校の偏差値が高すぎたとか、他の受験生の方が1点上だったからとか、当日の体調が悪かったとか、色々理由はあると思うのです。しかし志望する学校に受からなかったといって、この何か月か(ひょっとすると何年か)の努力は無駄だったのでしょうか。いいえ、自分では気が付かないかもしれませんが、あなたの転職スキルは確実に上がっているのです。
だから、大事なことはここで活動をやめないことです。活動をやめることこそ本当に勿体ないこと。まずはそれを自分で認識することが非常に大事です。活動前の自分と比べてみてください。
3.新たな戦略立案へ
受験の場合は志望校のレベルを下げてもう1年挑戦するなど、時間とコストがかかりますが、転職の場合は明日からでも仕切り直せるのです。
彼女は未経験の業界や職種は、かなり厳しいという教訓を得ました。これは挑戦してみなければ分からなかったことです。それに挑戦しないままいつまでも心残りでいるよりは、応募してみてお見送りになった方が、何の未練もなく新しい業界や職種に挑戦できるものです。
次にやることは、もっと経験分野に近い業界や職種で探してみること。そこは一体どこなのか、興味やキャリアプランと一致するのか、一緒に探していくことになります。まずはこの1カ月間、挑戦をして学びを得た事の素晴らしさをお伝えしました。
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転職活動がうまく行かず、もう諦めようかと思っている方がいれば、参考になるかと思って書きました。ご自身を振り返ってみてください。活動を始める前よりも何かしらレベルアップされているはず。自信を持ってくださいね。
そしてこの貴重な連休に、活動が少しでも進めばと思います。応援しています。