しろふくの転職応援ブログ

現役採用担当が転職を考えている皆様にお伝えしたいこと

職場見学の重要性 ~最終判断には欠かせない貴重な機会~

こんにちは、しろふくです。
急に暑い日が続く東京ですが、皆さん体調管理にはお気をつけくださいね。

今週は職場見学を希望する方に同行しましたが、とても参考になったようです。皆さんにもぜひおすすめなので、本日は、職場見学について書いてみたいと思います。

1.職場見学の重要性
2.希望を伝えるのは早めに
3.日程調整と当日のマインド

 

1.職場見学の重要性

オンライン面接の増加と人材獲得競争の激化で、最近が最終面接までオンラインで、内定まで職場を見ないケースも増えています。今私の支援している会社は、営業職以外すべてそのような形になっています。

しかし、いくら選考が楽でも、業務がほぼリモートででも、一度職場を見ておくことを私はお勧めします。それは、見学することで得られる情報量が多いからです。

今週の見学でも、配属となる上司とその上司による約1時間の案内でした。工場を見たいというのがリクエストでしたが、工場規模感や設備の古さ、安全性に対する配慮などを感じていただけたかと思います。また私がお勧めする理由として、面接では感じられなかった、上司の立ち居振る舞いや二人の会話の内容、社内ですれ違う社内の人との挨拶などを観察できることがあります。

面接では質問があらかじめ決まっている事が多く、そこにはその人の個性や人格を感じることが難しいのですが、職場見学では、実際の職場を感じながら、この職場の人達とどのように働くことになるのか、イメージできるからです。これは面接だけでは難しい事だと思います。

2.希望を伝えるのは早めに

今週の同行した方は、一次面接の質問の中で「職場を見学することは可能でしょうか?」とご質問をいただいたので、「内定をお出しした後に、個別に調整させていただきます」とお伝えしておりました。早い段階から部門にも、内定時には対応しなければとお伝えできたので良かったです。

会社によって、一次面接から対面の場合は、職場の見学がセットになっている会社もありますが、選考フローに組み込まれていない会社も多いです。現場の方もお忙しいため、試験に不合格になる人を含めて対応する余裕がないのだと思いますが、忙しい職場でも内定受諾前の方には対応いただけるのが普通です。

希望する際は、上記のように面接の逆質問タイムで伝えても良いですし、エージェント経由の場合は、エージェントに早めに伝えておくことです。やはり先方の負担が一番少ないのは内定が出てからですので、オファー面談を職場で実施頂くのが良いと思います。

オファー面談って何?という方、こちらで解説しております。

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3.日程調整と当日のマインド

さて、実際の日程調整ですが、希望を聞かれる場合もありますが、会社側から忙しくない曜日や時間帯を提示される場合の方が多いです。せっかくそのようなお時間を頂ける訳ですので、お休みを取るなどして何としても都合をつけてください。

そして、当日は実際に確認したいことなど、今まで確認できていないことを聞く最後のチャンスです。実際の残業時間とか、お昼をどこで食べるとか、せっかくの職場見学なので、どんどん質問してください。その方が会社側も嬉しく、知りたいことには全部お答えするつもりなのです。不明点を全部クリアにした状態で、最終判断していただけると、あなたも会社側も悔いが残りません。

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いかがでしたでしょうか?多くの判断材料が得られる職場見学。人事にとっては調整は大変ですが、全ての情報を得てから判断して欲しいです。良い判断ができますように。