しろふくの転職応援ブログ

現役採用担当が転職を考えている皆様にお伝えしたいこと

キャリア採用求人以外の選択肢 ~希望の仕事に繋げる他の方法とは~

こんにちは、しろふくです。
毎日暑い日々が続いておりますが、どうぞ熱中症には気を付けて。

転職活動されている方、通常のキャリア採用の求人に応募せずに、希望の職に就く方法をご存じでしょうか?すでにご存じの方もいらっしゃるとは思いますが、今日はそれについて書いてみます。

1.社内公募制度を使う
2.リファラル制度を使う
3.人材登録制度を使う

紹介をしているイラスト

1.社内公募制度を使う

最近年々増えてきた『社内公募制度』。あなたの会社にもないでしょうか。同じ会社で希望の職に就けるのなら、勝手を知っていて人脈を活かせるほうが良いですよね。まずは、社内にこの制度があるかどうかを調べましょう。知らないうちに社内周知されているかもしれません。人事のHPに行ってみましょう。

こちらはキャリア採用と平行して行われることが多いのですが、社内人事だけで済むし、コストがかからない、社風に合わない等の離職リスクが少ない点で、社内公募での応募があった場合は、優先的に進めてもらえます。

よって、社内公募制度があり、かつ希望の部門の募集がある場合は、こちらに応募するのが第一です。ただし、選考の際に直属の上司に言うか言わないかなど、会社によって細かいルールがありますので、実際の応募の際はお気をつけください。

2.リファラル制度を使う

こちらも最近年々増えてきた『リファラル制度』。こちらは、求人先の会社に勤めている知り合いがいる場合に、紹介してもらう制度です。通常は、あなたが入社に至った場合、知り合いにはいくらかの金額が支払われます(制度は会社によって異なり、謝礼金がない会社もあります)

こちらはキャリア採用とは別のルートで、書類選考が免除されるとか、面接が1回省略されるとか、候補者にとっては、何らかの負担軽減となっているのが普通です。

入社となった場合は、紹介した方は会社からとても感謝されますし、候補者としても会社のことも色々アドバイス頂けたりします。しかし逆にその方にお世話になる感(その方のおかげで入社できた感)が付きまとうのも事実です。それがいやなので、リファラルは使わないという方も、中にはいらっしゃいます。

3.人材登録制度を使う

これは、先に企業のデータベースに登録しておけば、企業の方から必要な際に声をかけてくれるというものです。キャリア採用のページの端っこに『希望される求人が無い時は、こちらに登録しませんか』という形で、表示されることが多いです。

一応スキルがマッチする求人があれば、企業側から連絡が来ることになっているものが多いです。もちろん登録しておいても良いですが、実際はかなり古くなったまま放置されていることも多く、あまり期待できないのも事実です。

1や2に比べて、運用の仕方は企業の差が大きいです。こちらを使う際には、本当に『いつになるのか分からない』という場合にのみ、登録された方が良いかと思います。

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次の仕事を探す際、キャリア採用のページばかりを見ていると、身近にあるチャンスに気が付かないものです。社内制度や知り合いを頼る方法もあるということ、知っておくだけでチャンスに巡り合うこともあります。どうぞお忘れなく。