こんにちは、しろふくです。急に寒くなって服が追いついてないです。
この週末は雨のようなので家で冬支度することにします。
さて、本日ですが、バックグラウンドチェック、リファレンスチェックの話をします。
この2つのチェック、聞いたことありますか?私も何社かキャリア採用を経験しておりますが、大企業では実施するところが多くなっていると感じます。皆さんもどこかで遭遇するかもしれませんので、内容と注意点をお知らせします。
1.バックグラウンドチェック・リファレンスチェックとは
2.バックグラウンドチェックの注意点
3.リファレンスチェックの注意点

1.バックグラウンドチェック・リファレンスチェックとは
さて、まずはこの2つ、はじめて聞いた方もいらっしゃいますよね。まずはどんなものなのでしょう。
・バックグラウンドチェック
「雇用調査」とも呼ばれており、採用候補者の経歴や身辺情報、申告の内容に詐称がないかなどを確認するための調査です。学歴、職歴、SNS、犯罪歴、反社会勢力などをチェックし、自社に受け入れてもよい人物かどうかを判断するものです。
・リファレンスチェック
採用候補者の前職の同僚や上司など、過去に一緒に勤務したことのある第三者から客観的な意見を聞き、書類や面接だけではわからない情報を確認する調査です。自社にフィットする人物かという面でチェックを行うものです。
どちらも個人情報を入手することになりますので、調査は本人への同意を取ってから実施されます。実施自体は調査会社が行うことが多いです。
2.バックグラウンドチェックの注意点
これはご自身の提出した応募書類(履歴書、職務経歴書)を元に実施されますので、もともとの書類が間違っていないかが重要となります。
すでに存在していない学校名や会社名があると時間がかかったりするので、AA株式会社(現BB株式会社)等のように、社名が変わっている場合は、現在の社名を入れておくことで、時間を短縮できることがあります。また学校や職場の在籍期間が1年ずれていないか等、書類の正確性には万全を期すことです。
またご本人のSNS等もチェックされます。実名で作成されているFacebookやLinkedinはその内容について不適切な発言がないかもチェックされます。instagramやX、Youtubeまで、生年月日や住所、投稿内容より本人のものではないかと思われるアカウントは、その内容はすべて確認されると思ってください。これはチェックする段階ではすでに遅いことが多いので、普段からそのつもりで発信するべきということになります。
3.リファレンスチェックの注意点
こちらは、過去に一緒に仕事をしていた方の連絡先を提出する必要があります。一般的には前職の上司などが多いのですが、上司の連絡先が分からない等もあるでしょうから、同僚や取引先でも、あなたの働きぶりについてコメントできる方を選びます。
リファレンス先を選ぶ際には、すぐに連絡が取れる方を選びましょう。1週間以上先にインタビューをされた場合は、あなたのオファーも1週間以上伸びることになります。何社も内定が出ている場合などは、この時間差で泣く泣く辞退をする会社が出てきたりするケースもあります。
リファレンス先の方には、事前にお願いと事後にお礼のお電話をしましょう。そしてあなたがリファレンス先を頼まれた場合には、快く引き受けてあげるのです。あなたもこの先何度か転職するかもしれませんが、リファレンス先として紹介できる方が常にたくさんいるような仕事をしていきたいですね。
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バックグラウンドチェックも、リファレンスチェックも、普段からの心掛けが大事ということですね。あなたがリファレンス先にできる方、いらっしゃいますか?まだそんなにいないという方であれば、この先増やす努力をしてみましょう。