しろふくの転職応援ブログ

現役採用担当が転職を考えている皆様にお伝えしたいこと

どのスカウトメールに返信するか ~オーナーシップの有無は確認必須~

こんにちは、しろふくです。
ようやく東京も桜の季節。この週末はお天気もよく、お花見楽しめそうです。

さて前回は「最近なぜスカウトメールが増えているのか」について解説しました。
今回は、複数のスカウトメールを受け取った際の対処方法について書きます。

1.なぜ同じ求人へのスカウトメールが複数来るのか
2.企業とエージェントの場合
3.複数エージェントの場合

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1.なぜ同じ求人へのスカウトメールが複数来るのか

さて、前回最近スカウトメールが大幅に増えている話をしました。
まだお読みでない方はこちらをどうぞ。

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最近はAIが自動でスカウトを送る機能なども整備されており、1つの求人に対して複数のスカウトメールが送られることは普通に起こります。
企業から直接来る場合もありますし、エージェントからも来ることがありますので、その2つに分けて説明します。

2.企業とエージェントの場合

「企業から直接来たらその方が良いに決まってる!」と思うかもしれませんが、エージェントの場合の方が良いこともあります。それは適性試験等がある際に、過去問の情報を教えてもらえたり、面接で聞かれた内容についての情報を持っていることです。

しかし、適性検査の内容は変わるかもしれませんし、面接官が変わったら質問も変わります。企業からの方が良いのは、情報がダイレクトに得られること。仕事内容や働き方についての情報は、エージェント経由だと、そのエージェントがどれだけ優秀か、関係構築できているかによって、変わってくるのですが、企業直接の場合、その差が少ないです。

ただし企業直接の場合も、採用代行会社からのメールはいろんな担当者名から複数届くことがありますので、その中から一番自分のレジメを読んでスカウトしてくれているように感じるものを選びます。この担当者の方が自分のサポート役となって内定までのやりとりを行うことが多いので、この選択は非常に重要です。

3.複数エージェントの場合

企業からの直接のメールは来なかったけれど、複数のエージェントから同じメールを貰うということも良くあることです。そんな時はどのエージェント経由で応募しようか迷いますよね。

1)オーナーシップに抵触しない

通常、エージェントは企業に人材を紹介する際、人材紹介に関する契約書を結んでから人材を紹介します。そこには「私が候補者を紹介したら、同じ求人で1年間はこの会社に紹介する権利を持っています」というように書かれています。

これは誰がこの候補者をこの企業に紹介したのか、エージェント間で揉めないように設定した業界のルールです。通常年収の30-40%くらいの手数料が発生するので、これをどの会社が得るのかを最初に決めておくものです。一般的に『特定求人に限って1年間は他の会社は紹介できません』が多いかと思いますが、これも半年とか全求人とか様々なパターンあります。

大手のエージェントは「1年間、全求人」のオーナーシップを持っていることが多く、これにひっかかると、1年間当該エージェントからしかその会社に応募できなくなります。通常は候補者は人材紹介契約を確認できないので、『オーナーシップの件で当社経由では応募できません』とエージェントから聞くことになります。


2)信用できそうなエージェントを選ぶ

上記オーナーシップに関係なさそうであれば、エージェントは基本的に自由に選べます。エージェントは大手で名前を知っているからというだけではなく、スカウトメールの詳細までご確認ください。誤字脱字はもちろん、日本語の文章としておかしいものもたまにあります。求人内容とスカウトメールの本文を見比べてください。

「信用できそう」かの判断は、業界にいても難しいものですが、とにかくスカウトメールの数を送り、受かりそうな会社に入社させれば良いというエージェントも、残念ながら存在します。正直スカウト文面からだけで判断できないことも多く、そんな時は複数エージェントとカジュアル面談して決めるのが良いと思います。

複数回面談するのは手間ですが、30分だけでも話をしてみると、その方の転職軸に対するヒアリングの仕方や情報量の多さが分かり、『この方に支援してもらいたい』かどうかの判断ができるものです。複数のエージェントと面談し、決めた1社にだけ正式な応募書類を送り、後は辞退すればよいのです。

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同じ求人で複数のスカウトメールを受けること、今後増えるかと思います。どれを選ぶかで結果が変わることがあるので、慎重に選ぶことです。時間をかけるべきところはしっかりかけて、悔いのない選択をしてください。