しろふくの転職応援ブログ

知財分野の現役採用担当が転職を考えている皆様にお伝えしたいこと

内定を辞退するということ

こんにちは、しろふくです。
しばらく雨の日がなかったので、最近の雨にはほっとしています。
花粉症の方、少し安らかな日々だったのではないでしょうか。

今日は以下のテーマで、内定の辞退について書いてみます。
1.内定が複数取れるということ
2.そのうち1つをどうやって選ぶのか
3.他の会社への辞退の連絡

1.内定が複数取れるということ
就職活動において、内定が複数取れたあなた、とても良いスケジューリングをされていますね。実はほとんどの方が、1つの会社に応募→書類選考→一次面接→不合格→2つめの会社に応募→書類選考→・・・というように、1つの会社の結果が分かってから、次の会社へ応募という応募の仕方をされています(順列方式)。
紹介会社を使う場合、一度に数社紹介されて、複数同時に進められることもありますが、ご自身で直接応募されている場合、かつ就業中の場合、同時に複数社進めるのは、なかなか難しいことでしょう。

でも、複数応募できるのなら、同時期に複数社並列で応募いただきたいところです。順列方式だと、時間がかかるのはもちろんですが、条件面で妥協しがちだからです。
進んでいる会社が1社しかないと、内定が出た時に常に「これをのがすと次がない」状態になります。
若干自分の希望条件と異なっていても、なかなか言い出しにくいものです。また、転職活動が長い方は、決まりそうな会社が1つできると、他の良い求人も見えなくなってしまいます。複数同時に進めることで、求人を比較検討しながら、客観的に見ることができます。

2.そのうち1つをどうやって選ぶのか
並列応募の大切さは、お分かりいただけたかと思います。
そして並列に数社応募した中のA社とB社両方から内定が取れましたとしましょう。
本命はA社なのに、B社の方が年収が高いとか、本命はどちらでもないのだけど、どちらかに選ばなければならないとか、数日中に決めなければならない事になったとします。
どちらかを選ぶと違う人生になると思うと、本当に悩んでしまうと思いますが、ここはご自分の優先順位は何なのかに一旦戻って、ご自分で結論を出しましょう。

人に相談するのも悪いことではありませんが、人の優先順位はあなたと同じではありません。「年収」「経験できる内容」「将来やりたい事との関係性」「働きやすさ」「他にやりたいことと両立できるか」「家族のサポートは得られるか」等々、本当に個々人によって異なると思います。また、一人の人でも置かれた状況によって、優先順位は変わることがあります。

紹介会社の方にも良い人は大勢いらっしゃって、彼らは善意でコメントすることもありますが、売上に直結している方々のコメントは本当なのか今一度考えて見て下さい。
また、今の優先順位はこうだけど、子供が大きくなったらこう変わるかなあ、といった想定できる範囲内での優先順位の変化も考慮に入れてください。

3.他の会社への辞退の連絡
さあ、色々考えてあなた自身が納得できる結論が出ました。
その場合、それ以外の会社には、1日も早く辞退の意思を伝えましょう。
採用担当者も人材の取り合いですから、今まで採用する方向で選考してきた人からの辞退連絡は本当に辛いものです。ですが、一般的には辞退はどの時点でも起こりうるものと考えて、入社までは求人は出しておきます。
応募者が複数社応募しているのは当たりまえですので、辞退することも失礼なことではありません。ただし、代わりの人を早く見つける必要がありますので、それが「1日も早く」という理由です。

今まで選考をしていただいた会社には、今まで選考をしていただいた事に対する御礼の言葉を伝えましょう。メールでも良いですが、電話をすると誠意が伝わります。


先日、辞退のために私を訪問して下さった方がいました。わざわざ会社まで来ていただいて、辞退の理由と今後進みたい方向についてお話を聞いた時、心から応援したくなりました。会社にとっては残念な事でしたが、お名前とお顔は忘れないでしょう。