こんにちは、しろふくです。
まだ梅雨入りしてない東京は今週末も晴れ。今のうちに布団干します!
さて本日ですが、賞与を貰ってから転職活動を考えている方に向けてのスケジュールを考えてみました。今年中に転職をと言っている割に、何から始めれば良いか分からず、今週も○○スーパーセールで時間だけ過ぎている方、結構いるからです。
1.転職したいと言いつつしない方の共通点
2.何のために転職するのかを決める
3.転職を目的にしてはいけない
1.転職したいと言いつつしない方の共通点
転職には、ポジティブ転職もあればネガティブ転職もあります。キャリアアップのために転職している方もいますが、実際に候補者と面談して感じるのは、ネガティブ転職の方が圧倒的に多いです。
職場で何かにつけて「転職したい!」という人に限って何年も続いており、何も言ってなかった人ほど突然辞めていく……これは昔からよくある現象です。転職という言葉が口癖になっていて、現実逃避したい=転職なのだと思います。
とはいえなぜ転職したいと言いつつ、なぜそこにいるのか?それは多くの場合「耐えられる」からです。本当に耐えられない方は、辞めてから転職するか、すぐに転職していきます。
職場に色々な不満をかかえつつも、そこそこの給料を貰っており、ある程度仕事にも慣れて仕事を任されるようになり、何かをやり遂げた時には達成感を感じている、そんな人が多いです。不満はあるけれどどこかで満足している、そして同期や友達が転職していくのを目の当たりにし、私も早く転職しなければと焦っている方、実際に多いです。
2.何のために転職するのかを決める
結論から言うと、このような方は1年たっても同じ職場にいることがほとんどです。理由は「耐えられる」から。明白な転職目的がないと、耐えられる職場に多くの方は耐えてしまいます。
不満があるとはいえ、現職では人間関係も出来上がって仕事のやり方も覚えている。他の職場に行くことは、今の状況よりも悪くなるリスクもある。その通りです。
現職でも数年ごとに異動がある方は、会社は通常スキルを別の場で活かして欲しい+新しいスキルを身につけて欲しいということで異動させますので、通常合理的な異動がなされます。であれば現職にいても一定のキャリアアップは望める訳です。
本気になってここで考えて欲しいことは
・自分が実現したいことは何か
・そのためには転職する必要があるのか
の2つです。
周りが転職していると気持ちだけ焦ってしまいますが、冷静になって上記2つを考えてみてください。
3.転職を目的にしてはいけない
「自分の実現したいこと」が分からない場合、まだ転職してはいけません。それが見つからない時は、時期尚早ということです。
決して「自分が実現したいこと=転職」ではありませんので、注意してください。転職は目標でなく手段だからです。そこへ行くために他の手段もあるかもしれません。
転職しか手段がないということが分かった方は、そこからは後は早いです。早い方は3カ月、長い方で6カ月くらいで転職される方がほとんどで、長期に渡ることはあまりありません。
長期化している方は、転職が目的となっている方が多いです。このような場合、転職がゴールになってしまい、転職してからも具体的な「実現したいこと」がないため、壁にぶつかったときに乗り越えにくい。そして次の目標がまた転職になってしまうのです。これが一番避けたいパターンです。
転職活動は「自分が実現したいこと」が定まってないうちは、開始してはいけません。焦らなくても大丈夫、実現したいことが見つかってから活動してください。