面接も終盤に近づいたころ、必ず聞かれる質問があります。
「もし御縁があった場合、いつから入社できますか?」
明日からでも働けます、と言う必要はない
少しでも早い方が印象が良いと思って「明日からでも働く事ができます」と言いたくなるかもしれませんが、ちょっと待ってください。ここはそんなに急がなくても良いです。
就業中の方は、通常1~2ヶ月先のきりの良い日(1日とか20日など(給料日締めの日))が会社側にとって一番助かります。新人を迎えるにあたっての、仕事の分担を見直したり、座席を移動したり、研修計画を作るのには1ヶ月くらいはかかるためです。
逆にいつまで待てるかに関しては、急募の場合は1ヶ月、通常でも3ヶ月先と考えてください。それ以上長い期間だと、じゃあもっと早く来れる方を探します、という事になることが多いです。
明日からだと採用側も困る場合も
離職中の方に入社いただく場合でも、採用担当者は入社の準備もすることが多く、実際に明日からと言われても困るのが実情です。パソコンを買ったり、社内NWへの登録や名札作成等、基本的には就業中の方を迎える時と同じ作業が必要になるからです。
どんなに急募と書いてあっても、通常1週間程度は待ってもらえます。
就業規則にもよりますが、入社してからの3ヶ月~6ヶ月間は、試用期間であることが多く、実際には休みが取れない事もあります。
経済状況が許せばですが、入社前にお休みを取って、実家に帰ったり、家族で旅行に行ったりするのはどうでしょうか? 就職祝いと、転職に頑張った自分へのご褒美として、普段できないことをやっていただきたいものです。