しろふくの転職応援ブログ

現役採用担当が転職を考えている皆様にお伝えしたいこと

入社日に関する質問の答え方 ~理由と共に要望を伝えることが大事です~

こんにちは、しろふくです。

先週お休みしましたが、台北へ行っておりました。
コロナ後初の海外でしたが、急速に開発が進んでいるけれど屋台のごはんも美味しくて、とても素敵な街でした。近いのでぜひまた行きたいです。お勧めです!

さて、本日ですが、面接対策の続きとして、入社日についての質問にどう答えるかについて書いてみます。

1.入社日についての質問が出る時
2.通常は現職の就業規則どおり
3.長くかかる場合は理由と共に要望を伝える

1.入社日についての質問が出る時

昨今の中途採用は面接2回の場合が多いですが、その2回目において、「もしご縁があった場合、いつ頃入社が可能でしょうか」という質問がされると思います。
この質問があったら、『これは合格ということか!』と思われる方もいるかもしれませんが、実際は不合格の方も含めて聞かなければいけない質問の1つとなっている場合が多く、残念ながら合否とは関係ない場合が多いです。

逆に言えば、ほとんどの方が聞かれる質問なので、この質問に対する答えはあらかじめ準備しておくべきで、ここで考え込んでいるようですと、スケジュール感もないまま転職活動をしているのか、と思われてしまいます。
この質問が出たら、すぐに答えられるように、準備が必要です。

2.通常は現職の就業規則どおり

通常は、「内定を3月末までにいただけた場合、5月1日の入社が可能です」とか、「内定度1~1.5カ月程後に入社が可能です」という場合が多いです。

それは現職の就業規則に、自己都合で退職する場合は少なくとも1カ月前以前に申し出ること、等のルールがあるからだと思います。こちら通常は1カ月前なのですが、会社によっては2カ月前、3カ月前のところもありますので、ご存じない方は改めてチェックしてみてください。役職が上の方(事業部長等)は次の方を探す必要があるので、3カ月などとしている会社もあります。

3.長くかかる場合は理由と共に要望を伝える

しかし、実際の転職では、会社の規則上1カ月である場合でも、今内定を出す人でも希望入社日が6月中旬から7月の方もいます。例えば現在システム導入の担当をされている場合は、プロジェクトが完了してシステムが切り替わり、その後2週間程問題ないかを見極めてから転職されたいという方もいらっしゃいます。

そのような事情のある場合は、会社側がどこまで受け入れてくれるかはありますが、遠慮せずに理由と共に要望を伝えてみることです。プロジェクト担当者の気持ちは受け入れ側も理解していますし、逆に責任を持って仕事を進めてくれる方という好印象を与える場合もあります。

あと就業規則には1カ月と書かれているけれど、周りの退職する方は2カ月前には皆さん周知されていた、という会社もあるでしょう。そのような場合も2カ月かけましょう。円満退社できるのであれば、それに越したことはないです。それも円満退社したいので、という要望となります。

逆に面接時に1カ月後と答えたにも関わらず、面接後にエージェントを通して2カ月後に変更される方もいらっしゃいますが、あまり印象が良いものではありません。必要となる期間は決まっているはずなので、前もって答えを準備しておいてください。

     ****************************

入社日に関する質問、すぐに答えられますか?最終面接での入社日の要望は受け入れられるケースが多いので、理由も含めて答えられるよう、準備をしておいてくださいね。