しろふくの転職応援ブログ

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他社選考への質問にどう答えるか ~事実をそのままに、そして役立つ一言~

こんにちは、しろふくです。
東京はお天気のよい週末となりそうですました。ハロウィーンが近づいているので、昨日かぼちゃプリン買ってきました!

さて、本日は来年1月の入社に向けて最終面接まっさかりという方のために、他社選考への質問の答え方について書いてみます。

1.面接で必ず聞かれる他社選考状況
2.やっていけない答え方
3.では何と答えればよいのか

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1.面接で必ず聞かれる他社選考状況

面接も最終段階に近づいてくると、必ず聞かれるのが
「現在、他の会社の選考状況はいかがでしょうか」
という質問です。さらにそれに続けて、
「当社の優先順位を教えて下さい」
と続く場合もあります。
皆さんこれにどう回答していますか?

面接官がこれを聞いている理由は、他の会社に行って欲しくないからです。
逆にこの質問がない場合の面接は、ほぼ不合格と思っていてよいと思います。

面接官にとって、他に受けている会社があるかないか、そしてその中でこの会社の優先順位はどれくらいなのか、は必ず確認すべき項目です。

他に受けている会社がない場合は、特に考えることなくありのままを答えれば良いので、難しくないと思います。

もし他にも応募されている会社がある場合は、「もう1社あって最終面接の結果待ちです」、「あと2社書類選考中です」、など、まずは状況としての事実を答えます。

2.やっていけない答え方

他社も選考が進んでいるのに、「御社のみ選考が進んでいます」というのはやめましょう。もしその会社から内定が出た際にも辞退して他社に入社する可能性もあるため、同じ業界での仕事がやりにくくなるかもしれません。複数の会社に応募することは今や常識であり、マイナスになることは決してありません。

そして他社も受けていて、かつ他社が第一志望であったとき、無理をして「御社が第一志望です」と答える必要はありません。答える時に目が泳いでいると、面接官にはすぐ分かってしまいますし、もしその会社から内定が出た際にも辞退して他社に入社する可能性もあるため、同じ業界での仕事がやりにくくなるかもしれません。

そして「御社は第二志望です」。これは本当でもやめておきましょう。第三や第四など、もっと大きい数字を言われることもありますが、貴方が面接官だった場合にどう感じるかということです。相手の立場になって会話できるかも評価されています。

3.では何と答えればよいのか

例えば「もう1社あって最終面接の結果待ちです」と答えたあとに、一瞬の間ができます。ここで面接官は「当社の優先順位はいかがでしょうか」と聞きたいところで、何も言わなければその流れになると思います。

その質問をされる前に、こちらから「内定を頂いた会社の仕事の内容や条件面を比較して、最終的に判断しようと思っています」という一言をっ付け加えましょう。
一番聞いていて納得感があり、正直に聞こえる答えです。面接官からしても、条件も何も出してないところで、「御社が第一希望です」ととても言い切れないのではないかと思うのです。

もちろん年収が下がってでも、どうしてもその会社に入りたいという場合、第一志望である旨を伝えてよいと思います。意欲を伝えることによって、合格となる確率は上がります。ただし、そこからオファーされた場合、必ず入社するつもりがある場合のみ伝えてください。
第一志望ではあるが、条件次第では第二志望の会社に入社するという場合は、先ほどのフレーズを追加しておけばOKです。

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選考状況については、事実をそのままに。志望度については、まだ優先順位が決めきれていないのであれば一言添えておく。
これだけ覚えておくと、もう他社選考について聞かれても大丈夫です。