こんにちは、しろふくです。3月もあと半分、桜の時期も近づいてきましたね。
本日は出張の多い方のための、面接設定の工夫の話をします。
今週とても良い事例と良くない事例の両方があったので、参考になればと思います。
1.面接設定:良くない事例
2.面接設定:良い事例
3.面接設定の基本
1.面接設定:良くない事例
まずは良くない事例からご紹介します。
顧客開拓をしている海外営業の方でしたが、一次面接の1回目は前日の夜にメールがありました。「明日顧客のところへ行くことになり、急で申し訳ないのですが、面接をキャンセルさせて下さい」
そういうこともあろうかと、1週間後にリスケしたところ、また前日にメールがあり「明日も顧客対応の打ち合わせが入り、急で申し訳ないのですが、選考を辞退させて下さい」
1回のリスケは許されますが、2回目を辞退されました。営業マンとして2回のリスケは許されないと判断されたのでしょう。非常に残念ですが、これは妥当な判断です。
2回目は自分から辞退しましょう。すでにかなり印象が悪いので、今回はご縁がなかったものとして、別の会社、または他のポジションに応募した方が良いと思います。
2.面接設定:良い事例
そしてこちらは良い事例です。
海外の工場の対応をしている生産技術の方でしたが、1次面接も最終面接も、「海外出張中で時間の制約があり申し訳ありませんが、日本時間の14ー15時のみでお願いします」とのことでした。現地時間では朝の6-7時です。絶対に上司や同僚からも呼ばれない時間帯です。
日程調整はすこし先の日程となり、選考期間は伸びましたが、2回とも合格され内定となりました。なんとこの方法で平行して5社進められていました。海外出張中でも活動できるものですね。
3.面接設定の基本
オンライン面接が普及した今、海外出張中でも転職活動できる時代になりました。むしろ出張中は自由な時間も多く、日本にいる時よりも活動しやすいかもしれません。
しかし単独での出張でなかったり、顧客に呼び出される可能性があったりする場合はリスケの危険性があります。1回までは許されますが、これもイメージダウンになりますので、なるべく避けたいもの。
リスケが絶対にない時間帯を指定するか、リスケの可能性があるのならば日本に戻ってから活動するようにしましょう。少しの工夫が合否に影響します。面接の設定段階から気をつけてくださいね。