こんにちは、しろふくです。
今週はまた冬に逆戻りの東京でした。本当にあと2週間で桜は咲くのか心配です……
今日は今週あったとても良い面接について、解説しようと思います。
これから面接の方、ぜひ参考にしてくださいね。
1.第一印象には声の大きさが影響する
2.離職期間について説明できれば問題ない
3.自分に自信のある方は人を引き付ける
1.第一印象には声の大きさが影響する
離職中のエンジニアの方で、応募書類から見ると正直合格は厳しいかなと思っていた方でした。エンジニアの方、営業の方と違って声の大きさが半分くらいという方が多いのですが、この方は声が大きかったのです。満面の笑みという訳ではなかったですが、元気さが溢れていました。
面接では第一印象が9割と言われることがありますが、私は半分以下だと思っています。しかし結果に与える影響は大きく、第一印象が良い方は得をします。
とはいえ面接の場で急に印象を良くしようと明るくふるまうのは難しいです。普段笑顔でないエンジニアに笑顔を意識するように伝えると、余計緊張したりします。
そんな時は声を大きくする方が簡単かもしれません。ぼそぼそと聞こえる自己紹介はそれだけで印象が悪いです。オンライン面接の場合はラッキーです、マイク音量で確実に聞こえるよう調節しておきたいところです。
2.離職期間について説明できれば問題ない
離職期間は半年になろうとしている方でした。ご家族の病気の関係とのことで、これ以上は書きませんが、現在はその問題は解消され、万一再発された場合の手立てもあるとのことで、採用する側の気持ちを汲み取った回答をされていました。
離職されている方の場合、離職理由を必ず聞かれます。その理由が人間関係だったり、残業だったりする場合は、当社に入っても同じような事が起こってしまうなあと考えてしまうのです。残業の場合は、残業時間を聞かれ、当社と同程度であればその時点でお見送りです。
しかし当社では再現性がないと判断された離職理由は、問題ありません。エンジニアの場合だと分野にもよりますが、離職期間が2年以上あると、技術が進歩したり勘が戻らない場合もあります。法律や制度がころころ変わる職種では、2年離れると厳しい場合があるでしょう。でも結局は本人のやる気次第で何とかなるものです。
3.自分に自信のある方は人を引き付ける
さてこの方の場合、一部経験されていないスキルもあったのですが、今まで苦労して色々な分野の技術を身に付けてきたことを話していただきました。知識や経験のない方でも短時間で吸収できるポテンシャルが感じられれば、たいていはOKなのです。
そしてこの方が合格された一番のポイントは、「話し方に自信があること」でした。今まで色んな経験をされて修羅場を乗り越えてきたと思われる話し方には、顧客からの急な設計変更、工場でのどんなトラブルが起きてもお任せくださいというオーラが漂っていました。
転職活動をされている方、ご自身の経験の中で自信を持てるものが1つでもあるでしょうか。ある方は、そこを中心にお話されると良いと思います。ない方は、そこができてから転職を考えた方が良いかもしれません。