こんにちは、しろふくです。
今週暖かい日もあった東京ですが、また寒さ戻ってきました。なかなか春は来ないようですが、楽しみに待ちましょう。
今日ですが、面接での不合格が続いている方に向けて、落ち込む必要がない理由について説明したいと思います。
1.面接不合格の理由を調べるには
2.面接不合格になる3大理由
3.不合格で落ち込む必要はない
1.面接不合格の理由を調べるには
新卒もキャリア採用も共通ですが、面接の不合格理由については、企業は開示をしません。理由についての反論があったり、公開されて問題になるリスクがあるからです。
ただしエージェントに対しては、その理由を伝えます。エージェントには人材を紹介して貰わないといけないので、紹介する方の精度を上げて欲しいからです。
よってエージェントを使って活動をされている場合、不合格であればその理由を聞いてみましょう。通常はメールなどにその理由も記載されていますが、それが不明な場合は、エージェントに問いあわせてみて下さい。事前対策をして合格の手ごたえがあったのに不合格であった場合、原因が分からないともやもやして次へ進めないものです。
2.面接不合格になる3大理由
ということは、直接応募されている方は、その理由が分からないですよね。
でもご安心ください。私が多くの方を面接して言えるのは、ほとんどの不合格理由は以下3つのどれかです。
1)他の候補者の方が良かった
この「良い」には種類があって、ご経験分野が近い、ご経験が長い、高いスキルを持っている(技術力、コミュニケーション力、英語力)など様々です。
また同じような経験の方でも、ご経験が長いベテランの方が良い、そんなに年収出せないので若い方の方が良い、企業の都合によって「良い」の定義もその時々で変わります。
複数の候補者がどの順番に応募してくるか、純粋にタイミングの問題で、もう少し早く応募していれば合格になった可能性もあります。そう、運が悪かっただけです。
2)一緒に働きたいと思えなかった
他に候補者がいない場合でも、残念ながらチームで働く意識がなかったり、自慢話に終始したり、自分を取り繕う感じが感じられる場合です。応募書類の内容が盛られていて、具体的に質問すると答えられない場合もこれにあたります。
このパターンが自分で気が付くのが一番難しいと思います。書類は通るのに面接は不合格が続いている場合、一度面接の内容を録音し、「この応募者が来たら自分は採用するか」という観点で聞き直してみると、新たな気づきがあるかもしれません。
3)長続きすると思えなかった
真面目で誠実な人間性が伝わってきてぜひ一緒に働きたいと思える方でも、ワークライフバランス重視でこの職場には合わない、年収が下がってモチベーションが落ちそう、性格的に仕事を抱え込んでしまいそう、などの場合、合格にしません。
職場の特徴と照らし合わせて長続きしないと思われる場合には、不合格となります。ここで合格になってしまい入社した場合、ご本人にとっても辛いケースとなってしまいますので、あえて不合格にさせていただきます。
3.不合格で落ち込む必要はない
ここまで読んだ方、不合格で落ち込む必要がないこと、お分かりいただけたかと思います。先ほどの2)のケースは自信過剰なケースが多く、ご自身がそうでないと感じられている方は、1)か3)のどちらかです。
転職がより一般的になっており、1つのポジションに多くの方が応募されているのはよくあることです。そうなると1)のケースは必然的に増え、1名以外は全員不合格です。また3)のケースは、不合格バンザイくらいの気持ちでよく、こんな職場に就職しなくて助かったと思わないといけけないのです(本当はここを伝えたいのですが)。
結論としては「落ち込む暇があったら次を受けよう」ということになります。決してあなたの人間性を否定されたのではなく、タイミングやポジションにマッチしなかっただけ。
この記事を読んで、少しでも気持ちが軽くなる方がいれば嬉しいです。