しろふくの転職応援ブログ

現役採用担当が転職を考えている皆様にお伝えしたいこと

キャリアアドバイザー(CA)なしでの転職活動 ~ご自身で進める場合の注意点~

こんにちは、しろふくです。
来週はずっと雨が予想されているので、今週末は有意義に過ごしてくださいと言われています。さて本日はどこへ行きましょうか~

さて、本日ですが、前回はキャリアアドバイザー(CA)と一緒に転職活動を進めていく例について書きましたが、今回はご自身で転職活動を進めていく時、どのような点に注意すべきか、について書いてみます。

1.最近増えているキャリアアドバイザーなしでの転職活動
2.気を付けて欲しいプロフィール登録
3.面接対策も積極的な情報入手を

1.最近増えているキャリアアドバイザーなしでの転職活動

エージェントの皆様と情報交換している中で聞かれるのは、最近はキャリアアドバイザーを使わずに転職活動を進める方が増えているということです。

転職も一般的になってきたので、転職を1回経験した方からすれば、2回目以降は手順が分かっているし、なによりキャリアアドバイザーの意向に左右されてしまうことが大きいのだと思います。
キャリアアドバイザー側も、企業から年収の何割かの紹介料を貰っているビジネスである以上、年収の高い企業に誘導する方もいるでしょうし、月に何人決める、何万円決めるという目標があるのは、営業と同じです。
私は採用代行をしていて、キャリアアドバイザーとは若干異なりますが、もちろん採用者数の進捗状況は管理されています。

そして今増えているのが、紹介会社のデータベースのみを利用して転職活動をする方法です。ご自身で求人を検索して、興味のある会社のみ応募をしたり、プロフィールを登録して興味を持った企業からのスカウトを待つ方法です。

2.気を付けて欲しいプロフィール登録

さて、ご自身で転職活動を進めていく時に気を付けて欲しいこととして、まずはプロフィールの登録があります。

最初に会員登録した時に職歴など全部入力するのが面倒なため、必要最低限の入力しかしていない方がいます。
早く求人を見たい気持ちもあり、履歴書や職務経歴書を後ほど添付するからいいか、と思って、プロフィールが薄い方、誤字脱字がそのままの方もいらっしゃいますが、この状態がそのまま続くとスカウトに影響するのです。

スカウトを送る側からすると、プロフィールの情報量に転職活動の本気度が見えなかったり、明らかなミス(誤字脱字や転職年次の間違い等)がある場合、スカウト送信対象者から除外されます。そしてこれがキャリアアドバイザーなどに指摘されることもなく何カ月も続いてしまうのです。

ご自身のプロフィールは、応募書類(履歴書、職務経歴書)と同じ精度で、実際にはコピペして作成することをお勧めします。
ご自身のプロフィール、部門が変わっても更新されていなかったり、新しいスキルや資格を取得してもそのままになっていたりしていませんか。登録されているデータベースが多いと更新作業も大変ですが、数カ月に一度すべてのデータベースのプロフィールを見直すことをお勧めします。

3.面接対策も積極的な情報入手を

そして、気を付けたいことのもう一つが、面接対策です。一般的にキャリアアドバイザーは企業担当者(RA)との情報交換の中で、同じポジションに今何人候補者が残っていて、最終面接に進む候補者が何名いる、などの情報を得ています。
また一次面接で聞かれる内容、最終面接で聞かれる内容、夫々の面接官の情報まで得ていて、場合によっては個別の面接対策などをしてもらうことも可能です。

ご自身で進める際はその情報が得られないのですが、スカウトから選考が進んでいる場合には、スカウトされた方にその情報を聞いてみることはできます。
最近はエージェントのスカウト担当や、採用企業側もデータベースからスカウトするサービスを申し込む場合もあり、直接企業の採用担当からスカウトされることもあります。いずれの場合にも、同じ情報が得られることが多いので、もし情報提供がなければ聞いてみることです。
しかし基本的にスカウト担当も基本的にはキャリアアドバイザーと同様に目標管理されていますので、その点は注意しつつ、得られる情報は得てください。

キャリアアドバイザーがついている場合、面接前にリマインドがあったり、面接後も不合格の際の理由を教えていただけるので、次に活かせることもあります。スカウト担当が同様のフォローをしていただけるかは、エージェントや企業毎に違います。全くないこともありますのでその点ご注意ください。

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キャリアアドバイザーなしでも活動はできるのですが、メリット・デメリットがあります。もちろん両方を平行して進めることもできますが、管理が難しいです。
まずはご自身に向いていると思う方法で転職活動を開始し、うまくいかない時にもう一方も併用してみるのも、お勧めの方法です。参考になりますように。