しろふくの転職応援ブログ

現役採用担当が転職を考えている皆様にお伝えしたいこと

内定をもらってからやるべきこと ~後悔のない判断をするために~

こんにちは、しろふくです。今週は家族がインフルで大変な1週間でした。コロナやインフル職場でもよく聞きます、皆さんもお気をつけて。

さて、本日ですが、4月からの入社に向けて内定を貰った方から、決めきれなくて困っている方も多いので、私なりの判断基準をお伝えしようと思います。

1.情報を集めるためにすること
2.クチコミサイトの情報について
3.最後はご自身で決める

1.情報を集めるためにすること

内定を受諾するか悩まれている皆さん、まずはここまでたどりついたこと、おめでとうございます。応募から適性試験やら面接数回を乗り越え、ここまで来られた自分を褒めてあげてください。そして最後に迷う気持ち、これは誰でもそうなのです。その会社で働いたことがないのだから、この転職が成功かどうかなど100%分からないのです。

でもせっかくここまで来たのだから、もうひと踏ん張りしてやって欲しいこと。それはオファー面談を依頼することです。
オファー面談については、前にも書いておりますので、こちらまだお読みでない方はぜひどうぞ。

www.shirofuku.com

そして日程が決まったら、その日のために全力で準備をします。そう、オファー面談も準備が必要なのです。ここにどれだけ時間をかけられるかで、よい判断ができるかが決まります。

2.クチコミサイトの情報について

あなたが気になっているのは、この点かもしれません。いろんなクチコミサイトを見て、悪い評判の部分が頭から離れない、人間マイナスなことは記憶に残りがちなので、ずっとそこがもやもやしてしまいます。まずは、不安なこと、懸念点、紙に書き出してみましょう。

なぜここを書き出すのか、これはオファー面談の時に確認するためです。私なら「御社についてネット上では〇〇とう書き込みもあるのですが、実際のところどうでしょうか」と聞いてみます。

退職した方は〇〇が気になって辞めたのかもしれませんが、退職されてない方はそこまで悪いことだと感じていないのかもしれない。人間の価値観は様々ですので、許容範囲もそれぞれです。職場が暗いか落ちついていると感じるかは人によって違うのです。

クチコミサイトの情報は、退職された方の意見が多いので、一般的に悪い方に偏っています。妥当性かを確かめるには、まず自社のクチコミの内容を確認し、妥当性を判断します。大企業にお勤めの方はご存じだと思いますが、部門によって別の会社のように社風が異なることがあります。また、働く環境が上司によっても異なることは、皆さん経験済のことかと思います。

オファー面談の際は、できれば上司になる方と、その部下(中途入社の方がいればベスト)に参加いただき、この会社に入って良かったと思うこと、ここは改善できると思うことを聞くのが良いです。それでも、その方の前職との対比となってしまうので、ご自身の感覚とは異なるかもしれませんが、参考にはなります。

3.最後はご自身で決める

さあ、オファー面談も終わり、いよいよ判断すべき時が来ました。

ご家族のいる方は、ご家族へのご相談が必要になりますが、まずは自分で結論を出してからの相談になります。そういう意味では、「ご自身で結論を出してから、家族の同意を得る」のが正しいです。結論を出す前に相談してしまうと、後々反対されたからやめたということで後悔が残るため、この順番は間違えないようにしてください。

ということは、家族に同意を得る=受諾するときということですね。最終フェーズ、頑張ってください。同意が得られない=受諾しないの一択となります。参考になりそうな記事を貼っておきますので、まだお読みでない方はどうぞ。

www.shirofuku.com

www.shirofuku.com

さあ、自分で決めるところになりました。情報はすべて入手しました。

転職ではすべてが良くなることは難しく、辞めた後に今の職場の良いところに気が付くことも多々あります。良くなること、悪くなること、それぞれあると思うのですが、転職の軸と合っている会社が見つかり、悪くなりそうなところも許容範囲であれば、チャレンジする価値があるのではないでしょうか。

でも一連の情報入手の中で、ここは許容できないという部分があれば、受諾してはいけません。ここまで来て辞退をするのは非常に難しいと思いますが、自分が活躍できる姿が思い描けないときは、勇気をもって辞退するべきです。

いずれの判断になっても、判断することが人を成長させます。判断することは大変なことで、判断できたことは素晴らしいことです。全ての内定ホルダーの方々、納得のいく判断ができるよう応援しています。