こんにちは、しろふくです。
秋も深まり紅葉の美しい季節になりました。東京はキンモクセイの花が良い香りです。
さて、今回転職理由No.1の「スキルアップ転職」をされる方に向けて、必ず聞かれる質問とその対策をお伝えします。
１．必ず聞かれる２つの質問
２．事前に準備すること
面接で転職理由は必ず聞くのですが、転職理由のNo.1は「スキルアップ」です。
「スキルアップ」は、『常に知識の吸収を意識』『前向きに努力できる人』というような印象を与えるためか、転職の場面では多用されます。
面接官とも共有でき、好印象を与えるため、ここまでよく使われるのかと思います。
１．必ず聞かれる２つの質問
１）具体的には何をスキルアップしたいのですか？
これはほぼ確実に聞かれる質問になります。
ですが、この質問にしっかりと答えられる方は半分もいません。
この質問に答えられないと、この方は本当はスキルアップを目指してないんだな、面接では言えない別の理由があるんだな、と思われてしまいます。
エンジニアの場合は「技術力」となる場合が多いですが、この技術力もさらに、どのような技術力を上げたいのか、そこまでの答えが必要とされます。
２）それは転職以外では実現できないのでしょうか？
そしてそのすぐあとに、こちらの質問もセットで聞かれることが多いです。
言い回しを変えて、「関連の部門に異動することは難しいのでしょうか？」などと聞かれる場合もありますが、転職以外の手段がないのかを確認しています。
それ以外の方法があるのであれば、何で転職しているのかということになりますので、社内異動は難しい等、きっぱりとそれ以外の手段がなかった旨、お話しください。
２．事前に準備すること
２つめの質問は、答えが決まっているから答えやすいですが、１つめのスキルアップをしたい具体的な内容については、準備をしていない方が多いです。
スキルアップしたいのは事実だけど、そこまで深く考えたことなかったという方も多いのかと思います。
せっかくなので、面接対策だけでなく、今後のキャリアプランを考えるうえでも、何をスキルアップしたいのか、一度考えてみてください。
「技術力」「コミュニケーション力」「英語力」という大枠でなく、さらに細分化し、その先まで考えてみましょう。
例えばですが、
「技術力」であれば、「CADスキル」「数値解析ソフト作成」「量産対応」
「コミュニケーション力」であれば、「プレゼンスキル」「顧客折衝スキル」
「英語力」であれば、「英文メール」「英文資料作成」「会議のファシリテーション」など、
具体的に何ができるようになりたいのかについて、言語化できるようになり「それが実現できそうな御社のこの求人に応募しました」という流れができれば理想的です。
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「スキルアップのための転職」の場合、目指す方向があるはずですので、具体化して質問に答えられるように準備しておきましょう。具体化することで、より自分の要望に合った求人も見つけやすくなりますので、この具体化の作業は必須です。
