こんにちは、しろふくです。
昨日は東京は午前中30度を下回る涼しさでしたので、かなり遠くまでお散歩してきました。これからお散歩が楽しみな季節です。
さて、本日ですが、面接の事前面談について書いてみます。
面接の事前面談?って思われるかもしれませんが、実際によく行われている面談ですので、こちらについては選考進んでいる方もこれからの方も、知っておいて損はないです。
1.面接の事前面談とは
2.なぜ面接の事前対策をしてもらえるのか
3.希望する場合の注意点
1.面接の事前面談とは
特に最終面接に向けて日程調整する場合、以下のように聞かれることがあります。
「最終面接の事前面談を希望されますか? 希望しない場合でも合否に影響はありません」
事前面談って何?合否に影響しないのなら忙しいのでパスしよう、、と思った貴方、ちょっとお待ちください。合否に影響しないのなら面談する方も時間を取られるだけなのでご案内してくるはずはありませんよね。
はい、これはずばり合否に影響します。但し希望しない方が不合格になるという意味ではなく、希望した場合、合格率が格段に上がるのです。
ここでは実際に何をするのかというと、一次面接での改善点と二次面接に向けた対策を貴方のために教えてくれる面談です。企業側は貴方を採用したいのですが、このままだと二次面接に不合格になるかもしれない、そこでこうすれば合格しますという方法を教えてくれる場合があるのです。
2.なぜ面接の事前対策をしてもらえるのか
それってもはや面接ではない? 応募者の皆さんからは意味不明だと思います。
なぜこういう事が起こるのでしょうか。
近年の採用難に対して、企業側の採用担当者だけでは採用活動が追いつかない場合、RPO(Recruiement Process Outsorcing)といって外部に委託することが通常となっています。RPOのメンバは一般的に依頼元企業の採用担当者として活動しますが、合格率を上げるための活動も同時にやってよいとされている所も多く、この面接の事前面談も実際はPROのメンバが実施することがほとんどです。(一部企業の方が実施している例もありますが)
一般的にRPOと企業の採用担当との間では、いつまでに何名採用するという契約が交わされていますので、PROも良い候補者が出てきた場合、全力でサポートしていただけるのです。
事前面談を打診される場合、『貴方は非常に良い候補者なので次回面接に合格して欲しい』と言われているのと同じです。その企業に入っても良いと思っているのであれば、この機会を利用しない手はないです。忙しくても何とか都合をつけてください。
3.希望する場合の注意点
さて、希望することは選択の余地なしですが、その他の注意点です。
・できればWeb面接を希望
さて、事前面談は電話かWebで実施されることが多いです。Webだと服も着替えなくではいけないし、、と思っている方、ここまでで選考ではない事は伝わったかと思いますが、スーツでなくても全く問題ないです。ただし、実際の目線や背景についてもアドバイスがあることがありますので(逆光でお顔が暗かったとか、背景に洗濯物が映っていた等)、選べるのであればWeb面接の方が良いかと思います。また服装についても確認してもらいたい場合はWeb必須です。
もちろん時間的に難しいなどあるかと思いますのでWebが難しい方、お電話でも15分でも時間取れるのならお願いしましょう。
・当日の指摘事項は必ずメモして修正
一次面接のフィードバックが必ずありますので、こうした方が良くなるというコメントがあれば、次の面接までに修正してください。その場で聞いても、複数社に応募されている方はどの会社だったかを忘れたりしますので、メモ必須です。また例えば、転職理由が分かりにくかったなどのコメントがあれば、どのように伝わったかを聞いてみて言いたかった事と違っていたら、「こういう風に言えば伝わりますか?」など、その場で相談したりできるのもこの面談なのです。
・面接で聞きずらいことはの機会に聞いておく
面接の場で「質問はありませんか?」と聞かれても「残業はどのくらいですか?」とはなかなか聞きずらいものです。一次面接時に聞けなかった質問や、こちらのポジションには他に選考が進んでいる候補者がいるのか、二次面接官はどんな特徴のある方か等聞きたいことはこの場で不安がなくなるまで確認しておきます。面接当日は面接官からの質問が多すぎて、質問の時間が2-3分などということもありますので、不明点・懸念点はこの機会にクリアにしておきましょう。
また期待していたリモートワークが全くないなど、このまま選考に進んでも内定を辞退することが判明した場合は、この時点で辞退しましょう。双方の時間を無駄にするだけですので、理由を伝えることで失礼にはなりません。
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以上、面接の事前面談を打診された場合に知っておきたいことを纏めました。これは貴方に入社して欲しいために行ってもらえる特別な機会なのです。内定が欲しい会社からのお誘いは必ず受けて会社の理解を深め、面接に合格してください。