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面接キャンセル時の作法 ~マイナスイメージの払拭のために~

こんにちは、しろふくです。
さて夏休みも始まったようで、本格的な夏のはじまりですね。すでに本格的ですが。。
少し涼しいと油断しがちですが、熱中症にはお気をつけください。

さて本日ですが、面接キャンセル時の作法ということで、書いてみようと思います。
どうしようもない場面でどのようにふるまえるかが、その後の選考に影響するためです。

1.面接キャンセルの影響
2.実際に起きてしまったとき
3.リスケした際の注意点

1.面接キャンセルの影響

本来面接はキャンセルしないような日程にて、設定いただくものですが、現職でのトラブルでどうにもならない場合があると思います。採用企業側も、やむを得ない理由があるのだろうなと想像はするものの、やはりネガティブな印象は持ってしまいます。

数日前に、その時間にどうしても出席しなければならない会議が入ってしまった、とか出張しなければならなくなったとか、であればまだ分かるのですが、当日のキャンセル、特に2時間前などは、他に手だてがなかったのかなど考えてしまいます。一番ひどいのは10分前に連絡してきた方もいます。そこまで判断できなかったのか、果たしてこの人の選考を続けてよいものか、という気持ちになってしまいます。

2.実際に起きてしまったとき

とはいえ、実社会にはトラブルはつきもの。営業職は顧客対応優先ですので、面接している場合ではないでしょう。まずは面接への参加が難しいと判断した時点で、なるべく早くエージェントに連絡します。

・面接が翌日以降の場合
まずは予定された日時では面接が難しくなった旨のお詫びのメールをします。もしリスケを希望する場合の日時候補があげられる場合は、それも一緒に送ります。ただし、再度リスケがあった場合、企業側からお断りされる場合もありますので、候補日時は吟味して送りましょう。もし候補日時がすぐに挙げられない場合は、キャンセル依頼とお詫びのみで結構です。

・面接当日の場合
まずはエージェントにお電話し、本日の面接への出席が難しい旨をお詫びします。一度で繋がらない場合はメールをしてください。メールの場合はエージェントよりお返事が来れば良いのですが、来ない場合は確認できていない可能性がありますので、お返事があるまで再度お電話しましょう。
エージェントを使って使っていない場合は、採用担当の方と直接やりとりされていると思いますが、その方に上記エージェントの場合と同様に連絡します。

3.リスケした際の注意点

さてリスケをして臨む面接の場合ですが、最初の挨拶の場合には、この度の面接キャンセルのお詫びとリスケ頂いたことのへのお礼を伝えましょう。2回リスケした方から何の言葉もなかった際は、この方を採用してよいものか考えてしまいました。結局その方はその他の部分で不合格になったのですが。

面接はビジネスと同じです。いくら売り手市場とはいえ、取引先との打ち合わせをこちらの都合でリスケいただいた場合は、最初にお詫びと感謝を伝えることを常識として実施していると思います。面接でもその感覚を忘れないでください。理由は何であれ、再度、参加者全員の都合を調整してもらっている訳です。

適切なお詫びでマイナスイメージをプラスに変えた候補者の方もいました。面接のキャンセルで不合格になることはありませんが、マイナスになってしまったイメージはリスケ面接の冒頭での挨拶部分で取り返せます。挨拶の際に忘れたことに気が付いたら、自己紹介冒頭部分に入れればよいです。とにかくお詫びと感謝を伝えてください。

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自分はIT職種とかではないので大丈夫と思っている皆さん、突然身内に不幸が起こることがあるかもしれません。面接キャンセル&リスケの際のマナーは知っていて損はないです。常識的な事ではあるのですが、面接は別ものと考えている方もいらっしゃるためあえて書きました。知っておくと安心できますね。

お役に立ちそうな面接の過去記事も以下に貼っておきます。参考にしてください。

 

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