しろふくの転職応援ブログ

現役採用担当が転職を考えている皆様にお伝えしたいこと

適性検査も対策は必要です ~合格率を上げるためにできること~

こんにちは、しろふくです。
昨日は久しぶりに山登りに行ってきました。夏休み終わって紅葉でもなく、人は少なくて正解でした!

 

最近職場が変わり、現在日系メーカーの採用を担当しています。
こちらでは適性検査を実施するのですが、これで落ちる人が多いのです。
今日は適性検査の合格率を上げるためにできることについて書いてみます。

1.適性検査で落ちる人が増えている
2.適性検査は週末に受験すること
3.事前に一度対策本を見ておくこと

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1.適性検査で落ちる人が増えている

選考のどこかの段階で適性検査(SPI等)がある会社は、特に大企業で多く見られます。
結果は選考に影響しないという会社が多いですが、適性検査の点数が悪いと一次面接にも進めない会社があります。

特に『この技術を分かってないと』というような難しいポジションでは、候補者が集まらず、対象年齢をどんどん上げていきます。
第二新卒のような、新卒の際に適性検査を受検したばかりの方は、そんなに抵抗はないと思いますが、理系の方で40歳を超えている場合、そもそも研究室からの推薦で入社されたりしていて、適性検査そのものが初めてという方もいらっしゃいます。
その結果、適性試験が受からない方もたくさん出てしまうというのが実情です。

2.適性検査は週末に受験すること

まず、受験に際してですが、できるだけ週末に受験するようにしましょう。
1日仕事をして疲れた状態で、夜間に頭をフル回転させるのはなかなか難しいです。

採用する側もそれを分かっていて、受験期限を月曜日などに設定する場合が多いのですが、1日も早く入社して欲しいポジションの場合は、週末を挟まず、2日以内で設定される場合もあります。
もし週末を挟まない日程での受験を依頼されたら、週末に受験したい旨を伝え、受験期限を延ばしてもらいましょう。

3.事前に一度対策本を見ておくこと

そしてとても重要なこととして、対策本を一度見ておいて欲しいのです。
今は新卒用のSPI対策本として、色々な本が出ています。どの会社のものもそんなに内容は変わらないので、ご自身で読みやすいと思うものでよいのですが、一冊はじめから終わりまで読み通し、実際に問題をやってみててください。
どのようなレベルの問題がどの程度の分量出るのか、そしてこれをどのくらいの時間で解くのかを事前に把握するためです。

確かに問題のレベルとしては、高校生でも解けるものであったりしますが、時間を制限される中、そして緊張感の中、そんなにすらすらと解けるものではありません。

最後にテストを受けたのが10年以上前という場合もあるかと思います、問題が簡単だからという事で何の対策もせずに、ここで敗退してしまう方、非常にもったいないです。
一度このような経験をしてしまうと、適性試験が不安になってしまい、負のスパイラルに陥ってしまいます。

例えば週末に受験する場合、土曜日1日あれば対策本は読めますので、そこでじっくり対策してから、日曜日頭がフル回転する時間帯に受験されるのがベストかと思います。

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適性検査については、対策さえすれば合格は可能です。
一度対策しておけば、他の会社の選考にも役立ちますので、転職活動の際の1回目の適性検査は、丁寧に対策をしてから受験されることをお勧めします。