しろふくの転職応援ブログ

現役採用担当が転職を考えている皆様にお伝えしたいこと

急ぎで転職する必要のある方へ ~今から年内の内定も!まだあきらめるのは早いです~

こんにちは、しろふくです。
11月になりやっと秋らしくなってきましたね。この連休は近くの大学の学園祭があり、行くのが楽しみです。

さて、冬の賞与前の面談の時期かと思いますが、その中で突然異動の話があり、転職できないかという相談もあります。そんな時のために本日は最短での転職活動の仕方について書きます。

現在在職中の方が年内に転職できるかと聞かれたら、正直正社員の場合難しいと思います。就業規則で通常1カ月前に現職に退職を申し出る事になっている場合が多いからです。

しかし、年内に転職先を決めること(=内定受諾)は無理ではありません。
ただしこの連休中に以下を進めることが必須です。順を追って説明します。

1.応募書類作成
2.職種・業種の決定
3.求人サイトへの登録

 

1.応募書類作成

履歴書、職務経歴書をまだ書いた事がないという方は、ここから始める必要があります。ここは結構時間がかかりますので、ある程度時間を取ります。

インターネット上には色々なサンプルや書き方が示されておりますので、まずはこれらを見て、履歴書、職務経歴書とはどのようなものかを理解します。職務経歴書には職種別のサンプルなども用意されている所がありますので、それを見ながらどのようなものかを書き出します。

職務経歴としていつどこで何をしていたのかの情報が必要になります。ここは正確性を求められますので、何年何月からどの部署(部門の正式名称)でどんな立場で(役職名)どんな仕事をしていたか(業務内容)、自社のキャリアシートなどを参照しつつ調べてください。

応募書類が良いものであれば、書類選考の通過率が違いますので、急いでいるのは分かりますが時間をかけて丁寧に作成します。受け取った方はこの書面だけであなたを判断しますので、誤字脱字や文末の統一、そして自己PRも含めて丁寧に作成します。志望動機は応募する会社に合わせて書きますので、まずは転職理由のみで結構です。

2.職種・業種の決定

履歴書、職務経歴書を最初に作成することで、自分の経験した職種、業種の棚卸ができると思います。ここで自分は何の仕事が向いているのだろうと、自分探しに行ってしまう方いらっしゃいますが、今そんな余裕はありません。

あなたの市場価値的には、最も転職しやすい順に
1)同職種・同業種(例:営業・食品メーカ)
2)同職種・異業種(例:営業・衣料メーカ)
2)異職種・同業種(例:マーケ・食品メーカ)
3)異職種・異業種(例:マーケ・衣料メーカ)
となります。

雇う側からすれば、過去に経験がある分野であれば即戦力としてご活躍いただけるのですが、そうでない際は教育コストが発生します。即戦力人材から応募があった際は、その方が優先されるため、まずは1)から探していくことです。

まずは転職サイトなどで求人を検索してみましょう。1)で今市場にどの程度の求人があって、給与はどのくらいなのか、応募できそうな(応募したい)求人がどのくらいあるのかを調べます。ここに一定の魅力的な求人があれば即ここで進めましょう。

しかしそれではスキルアップにならないと感じられる場合もあるかもしれません。そんな時は、2)も広げて探してみます。上の場合だと、元々営業の中にもマーケティングの手法を取り入れて実践していたのなら、2)も狙える範囲に入ってきます。あと職種によって、業界が変わっても業務内容があまり変わらないバックオフィス系(総務、経理、人事等)は異業種も対象範囲に入れても良いかと思います。

少し上手くいかない時は軌道修正することもできますので、まずはどの職種、業種で探すのかを確定することです。

3.求人サイトへの登録

職種と業種が定まったら、色々な求人サイトに個人情報を登録していきます。複数サイトに登録しておくとそれだけ出会える求人も多いのですが、実際はどのサイトでも同じ求人を募集していることもあります。自分で把握しきれる範囲にすることです。

私の経験から3つまでは管理できますが、それを超えるとログインもしなくなることも多いです。まずはターゲットとしている職種・業界の求人が多そうな転職サイトに絞って個人情報や履歴書・職務経歴書、転職の希望条件等を登録します。

1.で作成した応募書類からコピペすると登録は早いですし、自己PRなどもそのまま入力しておきましょう。文字数が多いとスカウトの際も有利です。

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いかがでしたでしょうか。ここまでをこの3連休で一気に終わらせます。少し大仕事ですが、一旦ここまでやっておくと、ここからは求人を1つずつ吟味して応募をしていくだけです。ここから先の応募については、次回に書きます。

一旦応募すると通常面接が2回、早い会社では1回だけのところもありますので、年内の内定も現実味を帯びてきます。急ぎで転職したい方、あきらめるのはまだ早いです。