しろふくの転職応援ブログ

現役採用担当が転職を考えている皆様にお伝えしたいこと

紹介会社との初回面談時に注意する3つのこと

転職活動では、人材紹介会社に登録し、そこで紹介される会社に応募している方も多いと思います。

会社によってやり方は違いますが、大まかな流れは以下のようになっています。
1)紹介会社のWebサイトに登録
2)初回面談の日程調整のメールを受信
3)担当コンサルタントとの初回面談

ここでは、この3)担当コンサルタントとの面談において、注意すべき点を3つ紹介します。紹介会社との面談を経験したことのない方は、ご一読ください。


面談当日は、担当コンサルタントの自己紹介の後、貴方の履歴書、職務経歴書を見ながら、これまでの経歴と、今後どのような仕事をしたいのかを聞かれます。
転職の理由や現在の年収と希望年収、その他こだわりの条件も聞かれると思いますが、ここはありのまま答えて下さい。違う条件を話しても、違う求人しか紹介されないからです。

そして一通りのヒアリングが終わった後、
「どのような求人があるか調べてきますので、しばらくお待ちください。」
と言われ、コンサルタントは一旦部屋を出ていきます。

そして5〜10分後、何枚かの求人票を持って現れます。
「このような求人が見つかりましたが、いかがでしょうか?」
ここからが今回のポイントになります。

 1. 即日応募はお断りする

多くの会社では、初回面談の時に何枚か求人票を渡され、この中で希望される会社がありましたらご連絡ください、という形式が一般的です。
しかし中には、「とにかく数を応募する事が大事です。20社は受けて下さい。ついては本日この中から10社選んで下さい。」などと言われる会社もあると聞きます。
運悪くこのような会社(またはコンサルタント)に当たってしまった場合、「まだ会社のホームぺージも見ていないので、どういう会社なのか自分で確認したいです」と、丁重にお断りし、求人票を持ち帰ります。

登録面談のその日に応募するということは、そもそも他社用に書き換えていない訳ですので、書類合格の確率も低くなります。コンサルタントに言われるままの即日応募は、お断りしてください。

2. 自分の伝えた希望条件と求人票があっているか確認する

最初に提示された求人票の中に、貴方の希望しないような条件のものが含まれていないか、チェックすることも大事です。

例えば、正社員しか希望していないのに、契約社員の求人票を出された場合は、その場で指摘して下さい。検索条件の入力ミスかもしれませんし、貴方が提示した条件が厳しすぎて、あまりに検索結果が少ないと、コンサルタントが勝手に条件を広げている場合があります。
この先ずっとその条件で連絡が来る可能性がありますので、その場で訂正しましょう。

3. 検索条件のネックとなっているものは何か聞く

提示された求人票があまりに少なかった場合、どの条件を変えれば、求人は増えるののか聞きましょう。ここは自分で検索していてもなかなか分からない部分でもあります。

年収が高すぎるのか、勤務地を広げればよいのか、そもそもこの業種の求人自体が少ないのか、自分で検索条件を変えてもある程度推測はできますが、目の前にプロがいるので、そこは教えてもらってから帰るようにしましょう。


上記3点に注意して、何枚か求人票を持ち帰り、会社のホームページで企業情報や会社の理念、条件などをよく確認して、応募するかどうかを判断してください。

応募することになった場合は、企業毎に応募書類を書き直します。
その方法については、以前の記事でご紹介したとおりです。

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応募書類が出来上がった後は、ライバルもいることでしょうから応募は早い方が良いです。紹介会社に速攻で送りましょう。

もし応募しなかった場合も、その理由をコンサルタントに伝えてください。今後は同様の求人は紹介されませんし、お互いが時間の節約になるからです。
コンサルタントと良好な関係を築くことも、転職成功のポイントの1つです。